西野亮廣さんの『ゴミ人間』を読了したよ!
こんにちは、読書をこよなく愛するキョロ(→プロフィールはこちら)です。
西野亮廣さんの『ゴミ人間』を読み終えたので、こちらで感想を書くことにしました。
記事の概要はこちら。
- 「競争に参加した時点で負けが決定している」西野さんの言葉
- 発想のスケールの違いに驚く
- 世の中の「うまくいくルール」を徹底的にこなすだけでは夢は叶わないの?
- 結局、「自分がどうなりたいの?」ということかもしれない
執筆者キョロはこんな人です。
- 読了した本は2000冊以上
- Kindle Paperwhiteを愛用中
もくじ
「競争に参加した時点で負けが決定している」西野さんの言葉
20代の頃に、テレビで大活躍されていた西野亮廣さん。
でも、芸能活動を続けてていく中で、大きな気づきがあったそうです。
同世代の誰よりも速く山を登りました。
しかし、その山の頂上から見えたのは、タモリさんや、たけしサンや、さんまサンといった偉大な先輩方の背中で、彼らのことを追い抜いていませんでしたし、そのまま続けても追い抜く気配もありませんでした。
絶望的な景色でしたが、このとき、その後の人生を左右する大きな気づきを得ました。
それは、「競争に参加した時点で負けが決定している」ということです。
先輩方の番組に呼んでいただく度に「爪痕を残す」と意気込んでいましたが、僕が番組で結果を出せば出すほど、番組が続き、先輩の寿命が伸びます。
良いソフトを開発すればするほど、番組が続き、先輩の寿命が伸びます。
結果を出せば多くの人が喜んでくれるので、ここはついつい見落としてしまいます。
大切なのは、「どこで結果を出すか?」を問い続けることで、「一番」を目指すのならば、競争に参加するのではなく、競争を作るがわ(ハード)にならなければなりません。
そう思い、テレビの世界から足を洗うことに決めました。
『ゴミ人間』(著・西野亮廣)より
以上の文章を読み、キョロがどう思ったか。
「こんなこと考えたこともなかった……!」
という一言に尽きます。
発想のスケールの違いに驚く
無類の本好きのわたしは、悩み事があれば書籍に答えを求めます。
書籍には、たくさんの知識や情報が詰め込まれ、考えなくても答えが出ることもしばしば。
それなりに考えているつもりではありましたが、西野さんの思考とは比べものになりません。
西野さんが、この発想を自分で思いついたのか、どこからか仕入れてきたのかわかりません。
でも、発想のスケールの違いを痛感しました。
わたしは、どちらかと言うと「みんなが成功したパターンを学び、模倣させてもらいたい」という発想。
「自分だけの道を切り開いていきたい」という欲も、あまりありません。
安心・安全の場でぬくぬくと生きていきたいわたし。
結局、「掲げている理想が違う」ということなのかもしれません。
西野さんのように、自分の理想のためにものすごい努力を積み重ねる人もいれば、のほほんと生きたい人もいるのです(わたし)。
世の中の「うまくいくルール」を徹底的にこなすだけでは夢は叶わないの?
わたし自身は、あまり独特な考え方を持っているつもりはなく、「世の中でうまくいったやり方」を学び、生活に取り入れ、実践しているだけです。
これから、自分らしいやり方が見つかるのか、それとも模倣と生活への応用でやっていくのか、それもわかりません。
むしろ、「学び、それを応用する」というのが自分の道の切り開き方?
わたしは、みんなと違う方法をとることに、あまり魅力を感じません。
「目立ちたい」という欲もないし、がむしゃらにがんばるよりも、ゆるーく生きていきたい。
「価値観が違うなー」という印象です。
本を読んでいるとつくづく思います。
「いろんな生き方があるんだなぁ。幸せの定義ってみんな違うんだなぁ」と。
結局、「自分がどうなりたいの?」ということかもしれない
結局、「自分がどうなりたいの?どんな人生を生きていきたいの?」ということを追求するのが、幸せな人生を生きるコツなのだと思います。
西野さんの生き方、すばらしいと思います。見習うべきことも、たくさん!努力の量もすさまじい。
でもわたしは、同じように生きたいとは思わないのです。
死ぬほどがんばることにはもう疲れてしまったし、寝る時間を削って何かに取り組むなんて、もう懲り懲りだし。
本は、読んでもすべてを実践する必要もないですし、「こんな生き方はちょっときついなぁ」と自分の生き方を考え直すだけでもいいのです。
改めて、わたしは、もっと自由に、楽に生きていきたいのだと実感しました。
「わたしがご機嫌でいることで、周りのみんなも気持ちもおだやかになるといいなぁ」
こんなゆるっとした気持ちで、日々、生活していこうと思います。
いろんな生き方があります。
ぜひ気になる本を読んで、自分の理想の生き方を模索してみてくださいね。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
自分の理想を模索して人生を変えよう!