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【ゆるっと読書感想文】『ゴミ人間』西野亮廣|自分の生き方を見直すきっかけ

キョロ

西野亮廣さんの『ゴミ人間』を読了したよ!

こんにちは、読書をこよなく愛するキョロ(→プロフィールはこちら)です。

西野亮廣さんの『ゴミ人間』を読み終えたので、こちらで感想を書くことにしました。

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記事の概要はこちら。 

記事の概要
  1. 「競争に参加した時点で負けが決定している」西野さんの言葉
  2. 発想のスケールの違いに驚く
  3. 世の中の「うまくいくルール」を徹底的にこなすだけでは夢は叶わないの?
  4. 結局、「自分がどうなりたいの?」ということかもしれない


執筆者キョロはこんな人です。

執筆者キョロについて
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「競争に参加した時点で負けが決定している」西野さんの言葉


20代の頃に、テレビで大活躍されていた西野亮廣さん。

でも、芸能活動を続けてていく中で、大きな気づきがあったそうです。

同世代の誰よりも速く山を登りました。

しかし、その山の頂上から見えたのは、タモリさんや、たけしサンや、さんまサンといった偉大な先輩方の背中で、彼らのことを追い抜いていませんでしたし、そのまま続けても追い抜く気配もありませんでした。

絶望的な景色でしたが、このとき、その後の人生を左右する大きな気づきを得ました。

それは、「競争に参加した時点で負けが決定している」ということです。

先輩方の番組に呼んでいただく度に「爪痕を残す」と意気込んでいましたが、僕が番組で結果を出せば出すほど、番組が続き、先輩の寿命が伸びます。

良いソフトを開発すればするほど、番組が続き、先輩の寿命が伸びます。

結果を出せば多くの人が喜んでくれるので、ここはついつい見落としてしまいます。

大切なのは、「どこで結果を出すか?」を問い続けることで、「一番」を目指すのならば、競争に参加するのではなく、競争を作るがわ(ハード)にならなければなりません。

そう思い、テレビの世界から足を洗うことに決めました。

『ゴミ人間』(著・西野亮廣)より


以上の文章を読み、キョロがどう思ったか。

「こんなこと考えたこともなかった……!」

という一言に尽きます。

発想のスケールの違いに驚く


無類の本好きのわたしは、悩み事があれば書籍に答えを求めます。

書籍には、たくさんの知識や情報が詰め込まれ、考えなくても答えが出ることもしばしば。

それなりに考えているつもりではありましたが、西野さんの思考とは比べものになりません。

西野さんが、この発想を自分で思いついたのか、どこからか仕入れてきたのかわかりません。

でも、発想のスケールの違いを痛感しました。

わたしは、どちらかと言うと「みんなが成功したパターンを学び、模倣させてもらいたい」という発想。

「自分だけの道を切り開いていきたい」という欲も、あまりありません。

安心・安全の場でぬくぬくと生きていきたいわたし。

結局、「掲げている理想が違う」ということなのかもしれません。

西野さんのように、自分の理想のためにものすごい努力を積み重ねる人もいれば、のほほんと生きたい人もいるのです(わたし)。

世の中の「うまくいくルール」を徹底的にこなすだけでは夢は叶わないの?


わたし自身は、あまり独特な考え方を持っているつもりはなく、「世の中でうまくいったやり方」を学び、生活に取り入れ、実践しているだけです。

これから、自分らしいやり方が見つかるのか、それとも模倣と生活への応用でやっていくのか、それもわかりません。

むしろ、「学び、それを応用する」というのが自分の道の切り開き方?

わたしは、みんなと違う方法をとることに、あまり魅力を感じません。

「目立ちたい」という欲もないし、がむしゃらにがんばるよりも、ゆるーく生きていきたい。

「価値観が違うなー」という印象です。

本を読んでいるとつくづく思います。

「いろんな生き方があるんだなぁ。幸せの定義ってみんな違うんだなぁ」と。

結局、「自分がどうなりたいの?」ということかもしれない


結局、「自分がどうなりたいの?どんな人生を生きていきたいの?」ということを追求するのが、幸せな人生を生きるコツなのだと思います。

西野さんの生き方、すばらしいと思います。見習うべきことも、たくさん!努力の量もすさまじい。

でもわたしは、同じように生きたいとは思わないのです。

死ぬほどがんばることにはもう疲れてしまったし、寝る時間を削って何かに取り組むなんて、もう懲り懲りだし。

本は、読んでもすべてを実践する必要もないですし、「こんな生き方はちょっときついなぁ」と自分の生き方を考え直すだけでもいいのです。

改めて、わたしは、もっと自由に、楽に生きていきたいのだと実感しました。

「わたしがご機嫌でいることで、周りのみんなも気持ちもおだやかになるといいなぁ」

こんなゆるっとした気持ちで、日々、生活していこうと思います。

いろんな生き方があります。

ぜひ気になる本を読んで、自分の理想の生き方を模索してみてくださいね。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

キョロ

自分の理想を模索して人生を変えよう!

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