夏休みに入り、実家に帰省したよ。両親とむすめと出かけてふと思ったことがあるんだ。
こんにちは、キョロ(→プロフィールはこちら)です。
むすめが夏休みに入り、むすめとわたしで実家に帰りました。
わたしの両親は大喜び。
先日は、ばあばとわたしと、むすめで公園に行きました。
そのとき、ふと思ったことがあります。
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いつか「あれが最後だったのだ」と気づく日が来る
公園に行く途中、むすめがわたしの手を握ってきました。
こんなことは日常茶飯事。
でも、ふと思いました。
2歳ときと比べたら、手をつないで歩くことが減ったなぁと。
2歳の頃なんて、手をつないでいなかったら、どこへ行ってしまうかもわからないから、いつも手を握っていたし、むすめ自身も、手を握って離しませんでした。
むすめは、まだ手をつないでくれています。
でもいつか、
「最近、手をつないでいないな。もしかしかたら、手をつないで歩いたのは、あのときが最後だったのかもしれない」
と思う瞬間がきっと来るのでしょうね。
もしかしたら、手をつなぐ最後の日も、「当たり前に手をつなぐ日々が続いている」と思っていて、最後の日だと気づくこともないのかもしれません。
この感触、ぬくもりは、いつまで感じることができるのだろう。
そう思ったら、心が切なく、ぎゅうっとなりました。
同じ毎日は2度と来ないと思うこと
同じ毎日は、2度と来ないことを、実感しました。
「同じような毎日」は続いているけれど、まったく同じ1日は、ないのですよね。
学生時代にわたしが実家で暮らしているとき、代わり映えのしない毎日に、永遠とこんな日々が続くのだと思っていました。
でも、わたしは一人暮らしを始め、結婚、出産、引っ越し。
毎日、顔を合わせるのが当たり前だったのに、今では両親に会うのは、多くても年に2回だけです。
小1のときに行ったハワイ旅行。
両親は「また家族で海外旅行に行きたい」とずっと言っていましたが、あれから1度も海外旅行に行っていません。
最初で最後の海外旅行になりそうです。
それどころか、国内旅行さえほとんど一緒に行きませんでした。
母も父も、それなりに老いてしまいました。
「最後の瞬間は、気づかずにやってくる」
そんなことを思った日でした。
今この瞬間に目を向け、ぬくもりを感じる
今この瞬間に目を向け、ぬくもりを感じること。
これがきっと後悔のない毎日を送るために必要なのだと思います。
「先へ、先へ」と進もうとする心を落ち着けて、いま目の前で起こっていることに目を向け、感じる。
そして、その思い出を心に刻み込む。
がむしゃらに成長することよりも、感じることが重要なときだってあるのだと思います。
がんばり屋で、努力して結果を出すことしか考えてこなかったわたしは、多くのことを犠牲にしてきました。
友達と遊んでいても、勉強のことばかり考えていたし、両親に旅行に誘われても、ついて行きませんでした。
むすめと遊んでいるときでさえ、「わたしは働いたほうがいいのだろうか?」とか、「ママ友にLINEの返事をしないと」と思ってしまうこともよくありました。
今も、あります。
でも、「これが最後なのかもしれない」と思ったら。
目の前のぬくもりを、今よりも少し味わえるようになる気がします。
今日も、むすめを抱きしめよう。
手を握ってくれるむすめに「ありがとう」を伝えよう。
そんなことを思いました。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
「これが最後かもしれない」と思って、人生を変えよう!