片づけ

【モノを捨てる=お金を捨てる】モノを処分することで気づくこと

Gさん

不用品を処分するときに、ただ捨てるってもったいない気がする…。


不用品の処分のしかたに迷っている人に、共有したい気づきがあります。


こんにちは、整理収納アドバイザーの資格を持つキョロ(→プロフィールはこちら)です。


夫もわたしもミニマリストの我が家。モノを増やしたくないため、マメに片付けをしてモノを減らします。


モノを減らすときに、売るか、譲るか、そのままゴミ箱に捨てるか、迷うことがあります。

売るメリット・捨てるメリット


売ったり、譲ったりすれば、捨てる予定だったモノを有効活用できるので、処分の罪悪感が減ります。


売ることで微々たるものでも収入が入ることも。


買った側は安く買えるし、売った側はちょっとしたお小遣いが入るので、win-winです。


その一方で、買い物をするときに、「使わなくなったら、誰かに売ればいいや」という発想になりがち。


高く売れるモノであれば、なおさらです。


買ったモノで使わなくなったモノを、ゴミ箱に捨てるとき、心がチクリと痛みます。


「ちゃんと選んで買えばよかった」

「これじゃあお金をゴミにしているようなものだ」


こんな後悔も襲ってきます。


ですが、捨てるメリットはこの「後悔」なのです。


心の痛みを感じながら処分することで、「もう後悔したくない」という気持ちを強めることができます。


そうすると、次の買い物にとても慎重になれるのです。


「本当に必要なものなのか」

「すぐゴミ箱行きになることはないか」


こんなふうにしっかりと検討して買い物をするようになります。


不用品を捨てずに誰かに使ってもらえたら、資源をムダにすることもなくメリットもあるのですが、捨てることにもメリットがあるのです。

「モノを捨てる=お金を捨てる」という考え方


たいていのモノはお金を支払って手に入れます。もしくは、何らかの対価として、手に入ります。


働くなどして、自分の持っているスキルや技術、時間を切り売りした代わりに、モノやお金が手に入ることも多いと思います。


ですから、モノは多くの時間や手間をかけて、やっと手元にやってくるのです。


(「いらないからどうぞ」と、手間ヒマをかけずにモノを譲ってもらえることももちろんありますが)


モノを手に入れるためには、お金や時間が必要になります。


買い物をするとき、商品を手にとり、レジに持っていくだけ。その重みを感じることは少ないですが、わたし達のかぎりある資源を使っています。


そう考えると、むやみやたらとモノを購入し、気軽に捨ててばかりいることで、どれだけ自分の持てる力をムダにしているのか、気づくことができます。


モノを減らすことには、わたし自身、大きなメリットを感じています。


いらないモノでもずっと所有し続けるべきだと主張したいのではありません。


というよりも、「モノを購入するときは、もうちょっと慎重に」ということが言いたいのです。

モノを処分する過程で罪悪感や後悔と向き合うメリット


モノを処分するときの痛みを知れば、モノに対する思い入れが変わります。


ぜひ不用品を思い切って処分してみてください。


処分するモノにかけたお金を合わせていくと、いくらになりますか?


前にわたしが、家全体のモノの整理をしたとき、処分したモノの総額は数万円に達しました。


その数万円を稼ぐために、夫がどれだけ働いたのかと考えると、すごくもったいなく感じました。


「数万円あれば、旅行にも行けたんだよなぁ」と思うと、気軽にポンポン買い物をしていた自分に罪悪感がわいてきました。


そういった心の痛みを感じてもやはり、完璧なモノ選びはできません。


結果的に不用品になってしまうモノを買ってしまうこともあります。


神経質になる必要はありませんが、モノ選びにもっと慎重になっていいと思うのです。


そんなわけで、モノを捨てることにもメリットがあります。


心の痛みを感じることもなく、ポンポン捨てていると、このメリットを感じることはできないかもしれません。


ですので、ぜひ「捨てようとしているモノに、どれだけのお金をかけたのか」を考えて、モノの整理をしてみてください。


自分の経験からしても、心が痛む作業です。


せっかくこのテーマで記事を書いたので、今日はモノの整理をします。


お金もモノも、大切に使いたいものですね。


それでは、また!

キョロ

モノを処分して、人生を変えよう!

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