読み聞かせが苦痛。時間がムダだと思えてしまう。
こんな人のための記事です。
こんにちは、絵本講師のキョロ(→プロフィールはこちら)です。
絵本を子どもに読み聞かせているママさんのなかには、「読み聞かせはいいのは、わかっている。でも、つらい」と感じてしまう人が多いと思います。
実際、ママ友に「毎日、絵本を読んでいる」と言うと、「わたしは、そんなにがんばれないよ〜」と言われます。
たしかに、わたしは読み聞かせだけはがんばっていると思います。
ただ、わたしのように絵本オタクでなくても、絵本の時間を楽しむのは可能。
完璧に苦痛がなくなることはないかもしれませんが、ぜひ、わたしの経験を参考にしていただければと思います。
記事の概要はこちらです。
- 絵本の内容がレベルアップしてくると楽しくなる
- 一日のうちに何度か絵本を読もう
- 子どもに絵本を読んでもらおう
うちの子の感性は、絵本を通してどんどん育っています。
絵本にはメリットばかりですので、ぜひ諦めずに読み聞かせをしてみてくださいね。
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絵本の内容がレベルアップしてくると楽しくなる
我が家では、むすめが赤ちゃんの頃から読み聞かせをしてきました。
でも、正直に言うと、赤ちゃん絵本を読んでいた頃は、まったく楽しくありませんでした(笑)。
特に、絵本を読み始めた頃。
絵本にまったく反応しないどころか、見向きもしない。
むすめはほかのものに夢中で、
「これ、読んでて意味ある?この子は、絵本が向いていないのでは?」
と思ったものです(笑)。
「だるまさんが〜ぺこっ!」
子どもに人気の『だるまさん』シリーズを読むも、なんだかむなしい気持ちになるばかりでした。
そんな苦痛ばかりの読み聞かせ時代を送ってきたわけですが、むすめが5歳になり、長いお話を聞いていられるようになると、わたし自身も物語を楽しめるようになってきました。
物語だと親自身も、感情移入して読めるので、赤ちゃん時代よりかは読み聞かせが楽しくなります。
ただ、条件は、子どもが読み聞かせを聞いてくれることですね。
誰も聞いてくれる人がいないのに、読み聞かせを続けるのって苦痛です。
突然、絵本を好きになるというのは、難しいので、ぜひ、赤ちゃんのうちから絵本を読み続けてください。
それと、読み聞かせって、親自身にもメリットがあって、
- 語彙力がつく
- 音読で脳が活性化する
- 読書習慣が身につく
- 子どもとの思い出が増える
といった効果があります。
自分にもメリットがあると思うと、少し気持ちが楽になりませんか?
「絵本、絵本」とうるさくて申し訳ないですが(笑)、ほんっとうに絵本ってオススメですので、ぜひ今日からでも読み聞かせを始めてみてください。
一日のうちに何度か絵本を読もう
読み聞かせの苦痛をやわらげる工夫として、読む絵本を数冊ずつに分けて、時間を変えて読む方法があります。
夜にまとめて5冊読むよりも、朝に1冊、昼に1冊、寝る前に2冊と読んだほうが気持ちが楽になります。
読み聞かせの習慣がつくまでは、突然、読み聞かせをすることに子どもが対応しにくいかもしれません。
でも、「1冊だけ読ませて」と言ってみたり、子どものお気に入りの絵本を選んだりすることで、1冊ぐらいなら読めることも多いと思います。
わたしも、
- おやつの時間
- 寝る前
- 子どもに求められたとき
という感じで、絵本を分けて読んでいます。
というのも、今むすめが読んでいる絵本は、それなりにお話が長く、まとめて10冊以上、読むとそれだけで1時間半近くになります。
そうなると、さすがに気持ちがくじけそうになるし、のどもカラカラになってしまいます。
ママ自身が苦痛を感じなくて済む工夫をして、読み聞かせを楽しみましょう。
子どもに絵本を読んでもらおう
「子どもが読み聞かせを求めてくるけれど、今日はもう読みたくない」
そんなときは、子どもに絵本を読んでもらいましょう。
「ママ、今日は絵本読めないから、◯◯ちゃんが絵本を読んでくれる?そしたらママうれしいなぁ」などと伝えてみます。
子どもが「読んで」と持ってきた絵本が難しい場合は、ママが絵本を選び、「この絵本を読んでほしいな」と伝えてみましょう。
そうすれば、子どもの音読の練習になり、言葉の定着が進みます。
5年間も読み聞かせを続けていくと、絵本を読まなくてもむすめが完璧に文章を覚えていることがあります。
それなりに長い文章をそらんじているむすめの様子を見ると、「絵本を読み続けてきてよかった〜」と感動します。
何より、子どもとの思い出が増えていくことが、わたしの喜びです。
ぜひ読み聞かせを楽しんでください。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
読み聞かせを楽しむ工夫で、人生を変えよう!