絵本

【からだのオススメ絵本】5歳児にもわかる『うんぴ・うんにょ・うんち・うんご』

こんにちは、キョロ(→プロフィールはこちら)です。

5歳のわが子は、体のことに興味津々です(2022年1月)。特に、排泄物には興味があるよう。


子どもって、「うんち」や「おしっこ」の話題が好きな子が多いですよね。


我が子も同じで、うんちやおしっこの話になると、ニコニコしながら楽しそうにしています。


ママさん、パパさんの中には、こんなふうに思う方もいるかもしれません。


「そんなにうんち、うんちって連発しないで〜!」


「うちの子って下品…?」

たしかに、お出かけ先で、「うんち、うんち〜!」なんて連呼されたら、恥ずかしいったらありゃしません。


ですが、この経験って多くのママさん、パパさんが通る道なのではないでしょうか。


この「うんちやおしっこに興味津々の時期」にオススメの絵本があります。

『うんぴ・うんにょ・うんち・うんご』で体に興味を持たせよう


絵本講師であるキョロがオススメするのは、『うんぴ・うんにょ・うんち・うんご』(村上八千世・文/せべまさゆき・絵/ほるぷ出版)。

『うんぴ・うんにょ・うんち・うんご』(村上八千世・文/せべまさゆき・絵/ほるぷ出版)


これは、うんちに関する知識を、4〜5歳児にもわかるようにかみくだいた絵本です。

うんちのことを、形状や色、においによって、

  • うんぴ
  • うんにょ
  • うんち
  • うんご


と表現し、なぜ排泄物がその形状になったのかを、詳しく説明してくれています。

  • うんぴ=冷たいものを食べ過ぎたとき
  • うんにょ=よくかまずにご飯を食べたとき
  • うんち=栄養バランスのとれた食事をとったとき
  • うんご=野菜をとらない食事をとったり、トイレを我慢したとき


それぞれこんな状態を表現しています。

子どもがせっかく排泄物に興味を持ち始めたのに、「汚い話をやめて」とか「その話はやめなさい」と興味関心の芽をつぶしてしまうのは、とてももったいないです。


ですから、もし排泄物に興味を持ち始めたら、からだに関する絵本や図鑑をそろえてあげてほしいのです。


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うんち・おしっこの話をするのはよくないの?


うんちやおしっこに興味を持って、自分の健康状態を知ることは、とても大事なこと。それは、大人も一緒です。


排泄物は、健康状態のバロメーター。


それを「恥ずかしい」とか「汚い」と言って、子どもの発言を封じてしまうと、「うんちとか、おしっこのお話ってしちゃいけないんだ」と思うようになります。


これはあまりよくない傾向だと思います。

わたしは、子どもが小さい頃から、健康状態のことに興味を持っていること自体がすばらしいと思います。


それに子どもの口から、「今日はこんなうんちだったよ」と教えてくれるようになれば、子どもの体調管理がしやすくなるのです。

でも、うんちの状態を幼い子どもが上手に表現することはできません。


だからと言って、その都度トイレに行って確認というのも、疲れてしまいます。


子どもが「おなかが痛い」と言い始めた時、お腹を壊しているのか、それとも便秘なのか。


そのヒントを子どもの口から聞けるだけでも、親は大助かりです。


わたし達だって、腹痛や体調不良で病院に行けば、うんちの状態を伝えるわけですから、子どもが親に排泄物の状態について話すのも自由なのです。

家庭でうんちの話をすることを歓迎しよう


家庭では、うんちやおしっこだけではなく、からだの話を歓迎してあげるほうがいいと思います。

我が子はまだ5歳のため、今後の言動は予想でしかないですが、

  • うんちやおしっこの話をしても問題ないシチュエーション
  • うんちやおしっこの話はしないほうがいいシチュエーション


というのは、子どもが育つ過程で自分で気づくものではないでしょうか。


わたし自身の経験からして中学校以降でおおやけの場で、「うんち、うんち〜!」と大騒ぎしていた子は、いなかったように思います(笑)。


仲間うちで下品な話をすることはあったとしても、おおやけの場で排泄物の話をしたら、周りがどんな反応をするかは、想像がつくと思います。


ですので、幼稚園くらいの年齢で「トイレの話が大好き!」というのは、まったく問題ないと思います。


神経質になりすぎず、子どもがうんちの話をしてきたら、積極的にその興味を活かしてあげましょう。


うちの子は、トイレに行ったあとに、

  • うんぴ
  • うんにょ
  • うんち
  • うんご


の、どれが出たのか、教えてくれます。


そのあとは、親子でお話会です。


「なんで、うんごだったのかなぁ〜?」
「あ、昨日うんちガマンしちゃったからかも」
「今日はうんちが出た!元気なうんちだった!」


こんなふうに、子どもなりに自分のからだの状態に気をくばれるようになりました。


トイレのお話が頻繁に出るようになったら、ぜひこの絵本を手にとってみてください。


子どもが何かに興味を持ち始めたら、親から見ると「どうでもいいこと」や「役に立たないもの」だったとしても、できるだけ伸ばしてあげることをオススメします。


それがいつか、子どもの飛躍につながる可能性があります。


一緒に子育てを楽しみましょう!それでは、また!

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満たしのキョロ

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