こんにちは、キョロ(→プロフィールはこちら)です。
うちのむすめは5歳ですが、寝る前は、まだおむつをつけています。
最近は、朝起きるとおむつがぬれている日とぬれていない日があって、そのうち、おむつは卒業できそうです。
昨晩は、おむつをめぐって、ちょっとしたできごとがありました。
今日はそのお話です。
「責められる、怒られる」は心を閉ざす原因
昨晩、むすめが寝る直前に、「おむつがぬれて気持ち悪い」と言い出しました。
どうやらおむつにおしっこをしてしまったよう。
いつも、寝ているあいだにおしっこをすることはあっても、寝る前におむつにおしっこしてしまうことは、ありません。
夫は、むすめの話を聞いてすかさず、
「なんでおむつにおしっこしたん?」
「なんでトイレに行かなかったん?」
「いつおしっこしたん?」
「トイレでおしっこできへんの?」
とむすめに尋問を始めました。
まさか、こんな尋問にあうとは思っていなかったむすめは、たじたじ。
質問にうまく答えられないようでしたし、「いつおしっこしたん?」という質問に対しては、「あとで」という謎の回答に。
むすめはしっかり話を理解できるほうなので、夫の質問も理解しているはず。
でも、人って「責められる」「怒られる」と思うと、本音を話しにくくなるもので、むすめもそう思って「あとで」と答えたのだと思います。
人を動かしたいなら、相手の気持ちに寄り添おう
誰かと腹を割って話したいとき。
威圧的な態度をとってはいけないと、わたしは考えています。
怒られるのをわかっていて、本当のことを打ち明けるって、かなり勇気がいりますよね。
「うまくごまかしちゃえばいいや」ともなりがちです。
子育てでも同じで、子どもと心を通わせるには、子どもを萎縮させてはいけない。
「なんでも話せる関係」を作るには、できるだけ上下関係を作らず、「本当のことを言っても大丈夫」という空気を作る必要があるのです。
昨晩の夫は、叱って、もう二度とおむつにおしっこをさせないようにしたかったそう。
でも、叱ったり怒ったりしなくても、親の言葉が子どもの心に響くことって多いです。
実際、わたしは子どもにほとんど怒ることはありませんが、子どもはちゃんと話を聞いてくれて、納得すれば行動もしてくれます。
威圧的な態度で、人を動かしても、反発されるだけです。
関係も悪くなります。
相手の心の動きを読み、「どうやったら気持ちよく行動してくれるのか?」を研究すると、相手もすんなり動いてくれるようになります。
ただし、期待のしすぎは禁物です。
わたしは、子どもが行動しやすいように促すことはありますが、思い通りに動かなくても「そういうもんだよね」と思っています。
子どもは自分と別人格。
思い通りに動かそうと思うと、自分と子どもはつらくなるばかり。
「いろんなやりかたがあるよね〜」と柔軟に捉えておくのがいいと思います。
「怒られたらやる」は続かない
「怒られるからやる」というスタイルは、「怒る人」がいれば成り立ちますが、怒る人がいなくなった途端に、効果がなくなります。
行動する動機が、「怒られないため」だからです。
もし、子どもに主体的に行動してほしいなら、「怒ることで行動させる」という悪循環を断ち切る必要があります。
特に、子どもに自分で考えてほしいなら、なおさらです。
「どんなことを考えてもママとパパは受け止めてくれる」という前提なしに、主体性は身につきません。
そうは言っても、してほしくない行動ってもちろんあります。
子どもの話を最後まで否定せず聴き、その上で、親の意見も伝える。
このプロセスを踏むことで、子どもの気持ちを全肯定することができ、禁止事項も子どもに伝えることができるのです。
子どもと心を通わせるのって、忍耐がいります。
でも、そうやって日頃から信頼関係を作っておけば、言いたいことはほとんど、伝わるので、結果的に時間短縮になります。
めんどうなやりとりですが、ぜひ試してみてほしいです。
怒ると自分のためにもならないですし、ぜひおだやかな育児を実践してみてくださいね。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
子どもと心を通わせて、人生を変えよう!
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