育児

【登園拒否の対応】幼稚園は何のために行くのかを考えて親ができることを考える

こんにちは、キョロ(→プロフィールはこちら)です。

5歳のむすめが登園拒否で、毎日「幼稚園に行きたくない」と大騒ぎしています。何度かお休みをさせました。


幼稚園の先生からは、「来年の就学に向けての準備もあるから、なんとか毎日、来させる習慣を」と言います。


その一方で、むすめは「なんで幼稚園に行かなきゃいけないの?行きたくない」の一点張り。


まだ集団生活に慣れていないし、時間が経過すれば解決することかもしれません。


ですが、解決しない場合もあるかもしれません。


そこで今後、登園拒否が続いた場合の対応について考えてみました。

幼稚園は子どもの力を伸ばす「手段」


幼稚園は、子どもが豊かに生きられるようにするための「手段」だと考えています。


親にとったら、仕事や家事などがあるので、幼稚園に通うのは「時間を確保するため」という目的があるかもしれません。


ですが、「子どものために通わせよう」と考えているのなら、幼稚園は、その「手段」のひとつなのです。


幼稚園に行くことで伸びる能力もたしかにあります。


ほかの子たちと違う部分を知ることで、将来、自分への理解が深まるかもしれません。親も「うちの子は、この部分がほかの子と違う」と、子どもの個性を理解できます。



そのほかに、ルールやお友達とうまくやるスキルも身につくかもしれませんね。


でもそれって、幼稚園でないと身につかないのでしょうか?


幼稚園はさまざまな能力やスキルを伸ばす環境が、家庭で過ごすよりは整っているかもしれません。


ただ、これが本当に自分の子のためになるのかは、ある程度、子どもが育つまではわかりません。


逆に、幼稚園に行かないことで得られるものもあるのです。


みんなと違う生き方を肯定できるようになったり、ひとりの時間が増えることで、想像する力が伸びたりすることもあると思います。


「ママは自分の気持ちを尊重してくれた」と親子の信頼関係ができることも。


過保護になりすぎたり、甘やかしが増えないように気をつけないようにしないといけないとは思います。


よく考えてみると「幼稚園に行くこと・行かないこと」には、それぞれメリットとデメリットがあるのです。


大人の社会では、コロナの感染が広がることによって、「会社員は週5で出社する」という文化がなくなりつつあります。


大人の世界は、どんどん変化して自由な生き方が増えているのに、子どもはあい変わらず週5で、がんばって登園しなきゃいけないと思うと、「子どものほうがつらいのでは?」と思うこともあります。


子どもに「なんで幼稚園に行かなくちゃいけないの?」と言われて、うまく答えられない自分がいます。


正直、親としては幼稚園に行ってくれたほうが楽ですけどね。

幼稚園に行かない代わりに習い事も検討


もし幼稚園が再開しても、長く登園拒否が続いたら休園なども考えています。


幼稚園に行かないことで、伸びるはずの能力や苦手が克服できないのなら、習い事などで補えばいいとも考えています。


わたしにとって、むすめが幼稚園に通うのは、あくまで「手段」。


その判断を間違えると、「どんなにつらそうにしていても、学校には行かせるべき」という発想になってしまいます。


大きな問題につながらなければいいですが、深刻ないじめを受けていて心の傷が残ってしまったり、親に対して不信感を抱いてしまう可能性もあり得ると思います。

だから、あくまで幼稚園や小学校は、子どもの人生を支える「手段」であり、「目的」ではないことを忘れずにいたいです。

そう考えれば、もし子どもが不登校になっても、ほかの「手段」を探すだけなので、「うちの子は普通じゃないのかしら」なんて悩むことがなくなります。

さまざまな生き方が尊重される世の中を作るためにできること


とは言っても、先生方に「むすめさんを毎日、連れてきてください」と言われると、しぶしぶ「はい、わかりました」と行ってしまいます。


コロナの感染拡大で、2月末まで休みになってその葛藤がなくなったので、すごくホッとしました。

子どもの人生を本気で応援したいと思うと、自分の弱さと向き合う必要が出てきます。


「自分はこう思う」という確固たる意見があるのに、それを行動に移すことができず、周りに同調してしまう。


ほかの人と違う道を選ぶことが怖い、不安。嫌われたくない。変わった人・面倒な人だと思われたくない。


自由に生きたい気持ちとみんなと同じ道を選ぶべきだという気持ちが錯綜します。


この自分の本音と行動がかみ合わない状態が、生きづらさにつながるのでしょう。


もっと自分の思うことと行動を一致させていきたい。そして、勇気を持って行動を起こした自分に自信を持ちたい。


世の中にはたくさん、自分の意見と行動がちぐはぐな人がいると思います。


それぞれが自分を表現し始めたら、多様性を尊重できる世の中になりそうです。そう思うなら、自分が実践するのみです。


今度の子どもの進路については未定。


幼稚園が再開したら、様子を見ていて、方針を考えていきます。


どんな結果になったとしても、子どもを応援し続ける姿勢は変わらないし、どんなむすめであっても、わたし達夫婦にとっては、大切な子どもです。

もっと強くなりたい。芯の強い自分になりたい。


そんなことを考えながら、過ごしています。


そう思っていれば、すぐにはそうなれなくても、いずれはそんな自分になれそうな気がします。


どんな人生を生きたいですか?ぜひ考えて、理想の人生を作るために、行動を起こしてみてくださいね。


わたしも、がんばります。それでは、また!

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