完璧主義で自分の失敗が許せない。自分を責めてばかりいる。
こんなお悩みを解決するヒントになれば、さいわいです。
こんにちは、キョロ(→プロフィールはこちら)です。
昨日の夕食は手抜きご飯。
そのときに、わたしが「栄養もさ、全体の食事を見て、おおむねOKだったら問題なしだよね」と夫に共感を求めると、「おおむねOKっていう発想いいね」という返事が返ってきました。
「おおむねOKならよしとする」
この考えは完璧主義を手放し、生きづらさを手放すには、うってつけの言葉なのです。
「自分責め」には何の意味もない
子どもを怒ってしまって自己嫌悪。家事がはかどらなくて焦る。また夫とケンカをしてしまった。
こういったことは、日常にあふれていると思います。
特に、人は「うまくいかなったこと」に目が行きがちなので、あれもこれもと数え出すと、自分の失態が次々に見つかってげんなりしてしまいます。
そのたびに、「もっとちゃんとできたはずなのに」と自分を責めていたら、心は消耗するばかり。
自分を責めて問題が解消するのならいいのですが、自分を責めるだけでは、前に進むことはできません。
むしろ、自分を責めることで満足してしまい、肝心の問題解決に目が向かないこともあります。
自分を責めても意味はありません。自分を責めるよりも、問題解決をして、また同じことが起こらないようにすることが大事なのです。
理想が高すぎないかをふり返る
そもそも自分が掲げている理想が高すぎないか、ふり返ってみてください。
「子どもに怒らない自分になりたい」という目標があったとして、1回たりとも怒らないママになろうとしていないでしょうか。
わたしは、子どもに対して声を荒げることはほとんどありませんが、それでも怒ってしまうことはあります。
でも、それで自分を責めることはないし、完璧なママでいようとも思っていません。
「怒ることがあってもいい」
こんなふうにあえて理想を下げています。
自分が掲げている理想が高すぎないかを確認し、「このくらいまでできたら許容範囲だな」と納得できるところまで、ハードルを下げましょう。
少しずつ理想を高くしていけばいい
「完璧とはいかなくても、子どもと接するうちの8割の時間くらいはおだやかなままでいたい」
こんなふうに思う人もいると思います。
でも、もし、毎日いつも、ガミガミ怒っているとしたら、急にこの理想を掲げるのは、ハードルが高すぎます。
できないことばかりで、「どうせ自分にはできない」と学習性無力感に陥ってしまうことさえあるでしょう。
この場合は、「最終的にそうなれたらいいな」と願いつつ、まず「怒らない時間を1時間作る」など、少しの努力でたどり着けそうな目標を立てましょう。
少しずつステップアップしていけば、自信もつきますし、達成感もあります。
すぐに理想にたどり着かなくても、着実に成長することができるのです。
「おおむねOK」でいい!6割から8割程度できれば自分を許す
完璧主義でいると、とても苦しいですし、イライラもします。
完璧主義を手放すために、「おおむねOKなら、それでいい」という考えを身につけることをオススメします。
特に、子育て中のママさんにはオススメ。
というのも、自分が完璧主義だと子どもにも完璧を求めがちになり、子どもも苦しくなってしまうからです。
子どもは思い通りに動かないものです。
子どもに対しても、「おおむねOK」ができるようになると、ママも子どもも気持ちがおだやかになります。
だいたい6割から8割くらい、できていればいいのではないでしょうか。
完璧を求められること以外に関しては、それくらいゆるっといったほうが生きやすくなります。
「6割すらも無理」と思う人は、現状から1%、成長することを目標にすればOK。
時間をかけて少しずつ自分を成長させていけばいいのです。
そんなわけで、わたしも食事は「大体、栄養がとれればOK」としていますし、「子どもに怒っても、まぁたまにはいいだろう」と考えています。
開き直っているわけではないです。改善やフォローが必要な場合は、ちゃんと考えます。
自分を責めることなく、おだやかな気持ちで、ゆるやかな成長を目指しています。
ぜひ今日から、「おおむねOKならよし」を意識してみてください。
すごく気持ちが楽になりますよ!
よい一日をお過ごしください。
「おおむねよし!」で人生を変えよう!