育児

【後悔しない子育てなんてない】子育ての「正解・不正解」を手放し自分らしい家庭を作るススメ

Wさん

子育てって何が正しいの?子どもには幸せになってほしい!失敗したくない!


こんなお悩みを抱えるママさんの気持ちが、ちょっとでも軽くなればと思い、記事を書きました。


こんにちは、5歳の女の子を育てるキョロ(→プロフィールはこちら)です(2022年3月現在)。


子育てには、いろいろな意見や考え方がありますね。ママの考え方、パパの考え方、祖父母の考え方。


子どもが大きくなってくると先生方の意見や考え方を耳にすることもあるでしょう。

それだけでなく、社会全体からも「子育てのあり方」について、なんやかんや言われます。


「一生懸命、子育てに取り組んでも、悩みが尽きない!」


これがママさんのお悩みの一つになっているのではないでしょうか。

「正しい子育てもまちがった子育てもない」と捉えてみる


子どもには幸せになってほしいと思えば思うほど、「間違った子育てをしてはいけない」と苦しくなるもの。

  • あの怒り方はよくなかった。子どもを深く傷つけてしまったのではないか?
  • あんな態度をとってしまって、将来この子のトラウマになってしまったらどうしよう?
  • 最近、栄養のあるご飯を作ってあげられていない。いつか自分のせいで体調を崩すんじゃないか?


心配の種は尽きません。


でも、いつも心配してばかりでは疲れてしまいます。ママのメンタルが安定していることも大事だと思います。


心おだやかに過ごすためにも、「自分の子育ては正しいか、まちがっているか」にこだわるのはやめませんか?


明らかに子どもを傷つけてしまったとか、この状況をほうっておくとのちのち大変なことになりそうだと思われることは、ちゃんと改善して、子どもの心をフォローする必要があります。

でも、ある程度のことは「まぁいっか」と思えることが大事だと思うのです。


「正しい・まちがっている」という判断はやめることをオススメします。


そして、今の子どもとママとパパにとって、一番いい道を選べるように、その都度、軌道修正していけばいいのではないでしょうか。

「子育てには後悔がつきもの」と諦めてみる


子育てには後悔はつきものです。


子どもと毎日、一緒で自分の時間をないがしろにしていたママは、将来、「もっと自分の時間を大切にすればよかった」と思うかもしれません。

保育園に預けていつも忙しく、子どもに向き合う時間がとれなかったママさんは、将来、「もっと子どもと向き合えばよかった」と思う可能性があります。

そう思って修正がきけばいいですよね。そうできるのが一番です。

「自分の時間がなかったから、今こそ自分の時間を確保しよう」


「子どもは少し大きくなってしまったけど、これからいっぱい一緒に出かけよう」


こうできれば、きっと後悔も小さくできるのです。


ですが、「子どもが自立したと思ったら、介護が始まってしまって、また時間がなくなった」とか、「もう取り返しがつかないほど、親子のあいだに溝ができてしまった」ということもありえます。

そこまで大きな問題にならなくても、子育てをしていると何かしら、後悔は生まれるものなのではないでしょうか。

ですから、自分ができることをちゃんとやっていたなら、後悔することがあっても、「しょうがないな」と受け流してしまうほうが気持ちが楽になります。

自分らしい子育てをすればいい


結局、「自分らしい子育てをすればいい」ということに尽きると思います。


ひとりよがりになってしまうのは危険ですので、周りの意見を聞く柔軟さは、もちろん大切です。


その上で、子どもとママとパパ、それぞれの意見を聞き、話し合い、好きなように家族を作っていったらいいのだと思います。

夕食を食べたら、1時間みんなでゲームをする家族になるかもしれません。


幼稚園から帰ってきたら、ママは勉強、子どもは工作に没頭。こんなおうちもあるかもしれませんね。


週末は、庭でバーベキュー。そのあいだ、パパとママはお酒を飲む。こんなのでもいいと思います。


大切なのは、子どもとママとパパが心を通わせる時間があること。


子どもが甘えたいときにしっかり甘えられる環境を整えておくなどしておけば、ある程度は、手を抜いていいと思いますし、どんどん自分の家族の「らしさ」を発揮していけばいいと思います。

「自分のうちでは当たり前なことが、ほかのおうちではぜんぜん当たり前じゃなかった」


こんなこともあるでしょうが、それもネタになるのではないでしょうか(思春期はそれがイヤになることもあるのかな…?笑)。

家族が幸せを感じながら生活できればOK。ゆるっといきましょう。


そう言えば、母の知り合いが50代になっても旦那さんに「かわいいねぇ」と言われていて毎日、手をつないで寝ているそうです。

うちの両親はそれを「ありえない」とぶった切っていたのですが…、わたしはそれがすごくよいことに思えました。

50代になっても「かわいい」と言われるなんて!


わたしの実家は冗談も通じなければ、あまり笑うこともない両親なので、その価値観が受け入れられなかったようです。

むすめのわたしは実家で作り上げた価値観を手放し、実家とはまったく違う家庭を作り上げています。


というわけで、子育てには正解・不正解はなく、後悔もつきものです。


「後悔しない」なんて無理です。失敗しながら、軌道修正して自分たちらしい親子関係を作っていきましょう。


最後までお読みくださり、ありがとうございました。

キョロ

子育ての「正解」を手放して、人生を変えよう!

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