人間関係

【子どもとよい関係を築くには?】当たり前のことを当たり前に実践できるかどうかが鍵

Pさん

子どもとよい関係を築くためにはどんなことを大切にしたらいい?


こんな疑問にお答えする記事です。


こんにちは、キョロ(→プロフィールはこちら)です。


子育てを始めてから、むすめに対する夫の行動が気になります。


夫は子育てをよくがんばってくれていて、不満はありませんが、「もっとこうすれば子どもと関係がよくなるのでは?」と思うことがあるので、記事にしました。

子どもとの約束を守ること


今日は、家族でサイクリングに行ってきました。

サイクリング途中に、いくつか公園などにも寄りました。


ひとつ目の公園で。夫は公園遊びに満足すると、むすめに「次のところに行こう。次の公園でお菓子食べよう」と提案。


まだ遊びたかったむすめですが、しぶしぶ「うん、わかった!」と自転車に乗り、移動。


そして、次の公園に着いてしばらく遊んだあと、夫が「そろそろ帰ろう」とのこと。

すると、むすめは「お菓子食べる!」と反発。夫は「おうちに帰ってからでいいやん!」と返答。


そこから押し問答が続き、


夫「もう時間ないから、おうちで食べるで!」


むすめ「やだ!いま食べる!」


夫「じゃあ、とりあえず歩くで!」


むすめ「いやっ!」


わたしは、内心、「え?さっき次の公園でお菓子食べようって提案してたよね?」とモヤモヤ。


「さっき、次の公園で食べるって約束してなかった?」とわたしが夫に確認すると、「あぁ、そうやな。じゃあ一個な」と言い、むすめにラムネをひとつ。

でも出かける前に、むすめに「今日はこのラムネ4つ食べる!」と聞いていたわたしは、さらにモヤモヤ。


そこで、むすめが大人の対応をしてくれました。


「おうちで食べる」


ラムネをひとつ食べて納得してくれたむすめですが、子どもとの約束を夫が軽く見ているのではないかと、ちょっと心配になったできごとでした。

わたし自身は、子どもとした約束はできるかぎり、守ったほうがいいと思っています。


わたしは、基本的にむすめとした約束は守りますし、守れないときは謝ります。守れないであろう約束はしません。

子どもとの関係に限らず、お互いが納得して取り決めた約束は守ることが大事かと思います。


それが信頼関係につながるのではないでしょうか。

自分がされたらイヤなことはしない


当たり前の話なのですが、「自分がされたらイヤなことはしない」に尽きます。


パパの話を聞いて従ったのに、約束を守ってもらえなかったむすめの失望感を甘く見てはいけないと思っています。

ささいなことでも、こういった積み重ねで不信感は募っていくものです。


さいわい、むすめと夫はとても仲がよく、口げんかをしたあともすぐに仲なおりしています。


ですが、はたから見ていて「けんかしなくても仲よくやれる方法があると思うんだけど…」とツッコミたくなることがしばしばあります。

親の権力をふりかざさない


親と子どもでは、力や能力の差も大きく、どうしても上下関係ができてしまいます。


意識しないと、「無意識に親の権力をふりかざしている」状態になりかねないのです。


力でねじ伏せられたほうは気づかぬうちに不満をためこみがち。


そしてあるとき、関係に大きな溝ができていることに気づくのです。


夫が、よくむすめに「◯◯してあげる」という言葉を使います。


でも、わたしは「◯◯させてもらっている」くらいの意識でいるほうが、押し付けがましくもないし、見返りを求めることも減っていいじゃないかと思います。

「育児を通して人間として成長させてもらっている」


このくらいの気持ちで、思い通りにならない子どもに感謝できるくらいだと、無用なイライラが防げるかもしれません。

これは子どもとの関係以外でも言えること。


相手のために何かをしているときも、こちらが「勝手にさせてもらっている」くらいの気持ちで、見返りを求めないほうがいいです。

それと見返りを求めたくなるくらい、がんばるのもやめておいたほうが気が楽です。

力や能力があると、自分より劣る人を見て押し付けがましくなったり、厳しくなったりしがちです。


ですが、やはり助け合いだと思います。


自分にも弱いところがあるのだし、子どもは、どんどん成長して自分を追い抜いていく瞬間もやってくるかもしれません。

そのときは、子どもに助けてもらう立場になるのかもしれないですね。


そんなときに、子どもに「ママ、これやってあげてるんだからねっ!」なんて言われたくないなーと思うので、わたしも子どもには恩着せがましい態度はとりたくないと思うのです。

なので、誰に対しても「◯◯してあげる」という言葉は使っていません。子どもともできるかぎり対等な立場でいたいんですよね。

そうは言っても、どうしても上下関係はできてしまうのでしょうが…。


ということで、

  • 約束は守ること
  • されてイヤなことはしない
  • 権力をふりかざさない


の3つは、よい人間関係を築くためにとても大切です。

当たり前のことですが、これがなかなか難しいのです。特に子育てにおいては。


子育てをしていると、イヤでも人間的に成長できますね。ありがたいです。


というわけで、これからも育児を楽しんでいきましょう!

キョロ

約束を守って、人生を変えよう!

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