気づくと子どもと言い合いをしている。なんでうちの子は反抗的なの?
こんなお悩みにアドバイスする記事です。
こんにちは、キョロ(→プロフィールはこちら)です。
5歳のむすめ(2022年4月時点)が、夫に反抗的になることがあります。
原因は、夫がむすめの言い分を聞かずに自分の行動を優先してしまうこと。
むすめの行動に対し、理由も聞かずに「それやらんといて!」という夫。
するとむすめは、泣き出したり、大声をあげたり。大人の権力を利用して、子どもを思うように動かそうとした結果です。
子どもはどうしても親よりも力や能力が劣ってしまいます。
大人が威圧的に「こうしなさい!」と言えば、そうするしかない場合も。
だからこそ、親は子どもの話をよく聴くことが大事。そして、自分の力でねじ伏せようとしないことも大切なのです。
ちなみに、わたしはまだむすめを5年しか育てていませんので、小さい子のお母さん、お父さんに向けた記事です。
この記事の概要はこちら。
- 人の行動には動機がある
- まず聴き、肯定する
- 子どもに自由にやらせてみる
この記事の執筆者キョロはこんな人です。
- 5歳の女の子の母
- 子どもとなかよし
- 子どもに感情的になることはない
- 子どもはのびのびしている
- 夫はちょっと人に厳しめ
この記事を読んだママとお子さんの関係が、今よりもっとよくなるのを願っています。
人の行動には動機がある
子どもの行動は、親からすると未熟で、「もっといい方法があるのに」と思うことがあるかもしれませんね。
親からすると「できるだけやってほしくない行動」もあると思います。
- 幼稚園に行く直前にお絵かきを始める
- 食事中にうろうろその辺を歩く
こんなことがあると、「幼稚園に遅れるから、早くして!!!」と言いたくなるものです。
ですが、こういった子どもの行動には動機があります。
なぜその行動を起こしているのか聴いてみると、意外な答えが返ってくることがあるのです。
まず聴き、肯定する
子どもの行動が不可解に思えても、「まず聴き、肯定すること」が大事です。
先日、幼稚園に出発する直前に、「ママ、マジック出して」とむすめが言い出しました。
「今から遊ぶの!?幼稚園に早く連れて行きたいのに!家じゃなくて幼稚園で遊んでほしい」
これがわたしの心の中の声です(汗)。
わたしは、子どもに対して「感情的にならない」と決めています。
それで、「マジックで何するの?」と平然を装ってきいてみたのです。
すると、
「マスクにね、お絵描きしたいの。お絵描きしたマスクをつけて行ったら、先生に“かわいい”って言われるかも!」
という返答が。
「そうなんだ〜。かわいいマスクにしようと思ったんだ〜!よく考えたね!」
わたしは、こんな返事をした上で、
「時計(の長い針)が“9”になるまでには、おうちを出発したいから、それまでに終わらせてほしいんだけど、できる?」
と確認。
「わかった!」という返事が返ってきたので、待つことにしました。
こういうやりとりをすれば、子どもともめることなく、お互いの意見が尊重されます。
とは言え、「もう間に合わない」というときにこれをやられると焦るのは事実。
あまりにも時間がないときは、
「そっか〜かわいいマスクにするって、いい考えだね!でも、今日はもう出発しないといけないんだ〜。幼稚園から帰ってきたら、明日持っていくマスクにお絵描きしようか」
といった提案をします。
「まず聴き、肯定する」
これができるだけで、子どもから反発されることがかなり減ります。
子どもは親に迷惑をかけたくてその行動を起こしているのではないのです。
子どもにもその行動を起こす理由があり、聴いてみると「なるほどな」と思う瞬間がたくさんあります。
子どもに自由にやらせてみる
子どもの意見が未熟に思えたり、口出ししたくなったりしても、子どもの意見を肯定してみてください。
もし子どもが行動したがっているのなら、失敗するかもしれなくても、それを経験させてあげるのがオススメです。
親からしたら、明らかに失敗が見えていることでも、子どもにとっては、よい気づきや学びになることも。
それに、成功する可能性もあるのです。
親の意見は、自分の経験をもとになっていることが多いと思います。
成功のための選択肢はたくさんあります。
親も、その選択肢のうちの、ごく一部を知っているだけです。
ですから、
「自分の考えが一番正しい。子どもの考えは未熟」
といった考え方は、手放したほうがいいのです。
自分と違うやり方を選ぶ子どもにたいして、「そんな考え方もあるのか!」と思えると、親も気持ちがすごく楽になります。
思い通りにならないものを、思い通りにしようとするのは、ものすごく疲れますし、反発もされます。
自分のためにも、「思い通りにしよう」と思うのはやめたほうがいいと、わたしは思います。
子どももひとりの人間です。
考えてみれば、子どものほうが経験が少ない分、思考は柔軟。
大人が「こうじゃなきゃダメだ」と思っていることも、子どもからすれば、「え、ほかの方法もあるじゃん!」と思えることもあるのかもしれません。
「子どもだから、たいした考えはない」なんて思わずに、「子どもの意見も一理ある」と考えてみませんか?
子どものことを信頼して、自分で行動し責任をとる経験をさせていけば、いずれは家族の一員として、とっても頼りがいのある人物に育つかも。
家族それぞれのよさを活かして、自分たちらしい家族づくりをしてみてください。
家族それぞれが違う考え方や価値観を持っていることは、ぜんぜん悪いことではないのです。
むしろ、歓迎すべきこと。
主婦の人生を楽しんでいきましょ!
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
子どもの意見をしっかり聴いて人生を変えよう!