育児

【その約束、子どもは本当に納得していますか?】子どもに約束を守ってもらう方法

Fさん

約束したことを子どもが守らない!イライラする〜!


こんなお悩みを解決する記事です。

むすめが夫と決めた約束を守らず、夫がキリキリしています。

でも、うちのむすめは約束を守れない子ではありません。

わたしとの約束はしっかり守ってくれます。

その違いは何なのか、どうやったら子どもが約束を守ってくれるのか、記事にしました。

この記事の概要はこちら。

この記事の概要
  1. 子どもが本当に納得しているのか考えてみよう
  2. 自分の願望を押し付けるだけでは子どもは動かない
  3. 子どもの意見を対等な立場で聴こう


記事の執筆者キョロはこんな人です。

執筆者キョロについて
  • 5歳の女の子の母(2022年時点)
  • むすめとはなかよし
  • 絵本講師
  • 保健室の先生の免許あり


子どもにお約束を守ってもらえないママさんのつらさが、少しでも軽くなることを願っています。

子どもが本当に納得しているのか考えてみよう


わたしと夫の違い、それは「むすめがその約束に納得しているかどうか」です。

わたしがむすめと約束するときにやっているのは、

  • むすめとちゃんと話せる環境を整えること
  • むすめが納得できるところまで落とし込むこと
  • むすめが納得していない場合はほかの方法を考えること


です。

逆にうちの夫がやっているのは、

  • 話すタイミングなどを考えずに約束をさせること
  • 自分の願いを押し付けていること
  • 子どもの意見は取り入れないこと


です。

わたしの場合、むすめの意見も「なるほどね〜、そういう考えもあるよね」と一旦、受け入れ、もし採用できるのなら、ふたりの約束に取り入れます。

わたしの意見もちゃんと述べます。

ふたりで話し合い、お互いが納得できるところまで落とし込むのです。

むすめとわたし、それぞれが納得していなければ、別の方法をとります。

それにたいして、夫は自分のタイミングで、一方的に約束をとり付ける傾向があります。

むすめがおもちゃに夢中になっているときに、「これ、約束ね!」などと勝手に決めてしまうのです。

夢中になっていることがあるときに約束を取り付けられると、むすめは「うん」と言うだけで、その約束を守れないこともしばしば。

そもそも、むすめは、本心ではその約束に納得していないのです。

自分の願望を押し付けるだけでは子どもは動かない


夫がむすめと約束をする様子を見ていると、夫はただ自分の願望を押し付けているだけ。


  • おもちゃは遊んだらすぐに片づけるべき
  • ひとつの片づけてから次のおもちゃを出すべき


こういったルールが夫の心の中にあるようなのですが、おそらくむすめは、これらのルールに納得していないし、むすめなりの意見があるのです。

その約束では夫の願望が優先され、むすめの願望はないがしろ。

むすめがどうしたいのか、夫は話を聞きません。

わたしの場合は、むすめに「ママはこうしたらいいと思うんだけど、どうしたい?」と聞きます。

そうすると、「わたしはこうしたい」という意見がちゃんと返ってきます。

その意見が、わたしの意向とかぶらないこともしょっちゅうです。

そんなときは、じっくり話し合い、むすめが「そうする!」と自分ごとになるまで待ちます。

すると、約束をある程度は守ってくれます。

もちろん、まだ子どもなのですべて完璧にできるわけではありませんが、「最低限、これだけ守ってくれればいいか」というところまではやってくれます。

子どもの意見を対等な立場で聴こう


子どもはどうしても、親よりも力が劣ってしまいます。

親は、「自分は多くの経験をしてきているから、子どもよりもいい意見を持っている」と傲慢にもなりがち。

ですから、気をつけないと「自分の意見を押し付けるだけ」になってしまうのです。

子どもにも意見があり、「こういうふうにやってみたい」という理想があります。

それを、親の権力を使って押し込めてしまうのは、もったいないと感じます。

子どもの考えが未熟に思えても、子どもの意見や考えも親の意見や考えと同じように、尊重されるべきなのです。

親は思考を柔軟にして、「そういう考えもあるね」と子どもの意見を受け入れる必要があります。

この姿勢って、子育てにかぎらず応用できるもの。

周りの人の考えや意見を、「正しい・まちがっている」でジャッジせず、「そういう考えもあるのか」と受け入れることができるようになると、コミュニケーションがおだやかなものになります。

関係もよくなっていくことが予想されます。

「自分の意見が正しい、まちがっていない!」と頑なになり、人ともめてしまうなら、自分から変わっていくのをオススメします。

ぜひ子どもの意見も、対等な立場に立って受け入れてみてください。

対等な立場に立とうとしても、子どものほうが弱い存在であることには変わりありません。

それでも、対等な立場に立とうという心がけが大事です。

今回、言いたかったことはこちら。

記事の結論
  • 子どもが本当に納得しているのか考えてみよう
  • 自分の願望を押し付けるだけでは子どもは動かない
  • 子どもの意見を対等な立場で聴こう


子どもが約束を守ってくれないというママさん、ぜひこれらのことを意識して子どもに接してみてください。

一緒に子どもとの関係をよくしていきましょう!

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

キョロ

親子で納得できる約束をして人生を変えよう!

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