いつもやるべきことに追われている。どうやったら忙しさって解消できるんだろう?
こんなお悩みを解決する記事です。
こんにちは、キョロ(→プロフィールはこちら)です。
家事をしていると思うことがあります。
それは、「忙しいなら特に、やっつけ仕事をするよりも、“しくみ作り”に力を入れるべきだ」ということ。
時間がなかったり、忙しかったりすると、つい、その場しのぎの作業をしてしまいますよね。
でもそんなときこそ、やむくもにやるべきことをこなすのではなく、5分でも10分でもいいから時間をとって「しくみ作り」をすることが大切なのです。
この記事の概要はこちらです。
- 時間がないときこそ「しくみ作り」に力を入れよう
- 問題を解決の鍵となる行動を見極めよう
- 1日15分でいいから将来への投資の時間をとろう
「時間がない!忙しい!あ〜イライラする!!!」
こんな状況はもう卒業。がんばっていないのに、それなりの成果が出せる人をめざしてがんばっていきましょう!
時間がないときこそ「しくみ作り」に力を入れよう
わたしが今まで悩んでいたことのひとつに、「献立づくり」があります。
家族が好きな食事を作り、なおかつ、栄養がしっかりとれる。
こういう食事を作るために、どうしたらいいのか、長いあいだ悶々としていたのです。
「健康のために、鶏肉がいいらしい」と聞けば、とりあえず献立に鶏肉料理を入れてみる。
「肉より魚を多めに」と聞けば、夕食で食べる魚の量を増やしてみる。
なんとなく、健康によさそうなものを食事に取り入れていたものの、「これでいいのだろうか?」という疑問が消えませんでした。
主婦生活はもう7年、自炊歴は14年にものぼります。にもかかわらず、献立作りに納得がいかず、なんとなくでご飯作りをしていました。
この葛藤に疲れたので、ここ数年で、わたしは食生活に関連する本をたくさん読みました。
そこで気づいたのは、「その場しのぎで料理を作るのでは、健康を保つことはできない。しっかりと栄養の仕組みを身につけた上で、献立を作ることが大事」だということ。
それで、栄養の勉強を始め、栄養検定3級の資格を取得。本腰を入れて献立作りに励むことにしました。
でも、この献立作りがけっこう面倒なのです。
「鉄分は足りているかな?」
「タンパク質ってこれくらいでいいのかな?」
「ビタミンB群足りてる?」
疑問が次々にわいて出てきます。
この問題をカンタンに解決してくれるのが、献立アプリです。
何にも考えなくても、管理栄養士さん監修の献立が表示されるので、何も考えなくてOK。献立アプリにとっても惹かれました。
でもわたしは、自分の力で健康な食事を選択したかった。
そこで、「栄養の“しくみ”から学ぼう」という発想になったわけです。
今はいろいろなサービスが充実しており、頭を使わなくてもお金を使えばカンタンにほしい結果が得られます。
お金を使わなくても検索すれば、たくさん答えがあります。
でもわたしは「それでは毎月、お金は出ていくけれど、問題の解決能力は身につかない」と思ったので、手軽なサービスに毎月お金を使うのをやめ、そのお金を勉強代に変えました。
これはすごく手間がかかる方法です。
あらゆるものにその方法を取り入れていると、逆に非効率になりかねないので、取捨選択が必要です。
ただ、料理のような毎日、やることに関しては、自分が十分な知識を持っていることがとても大事なことのように思いました。
結果、食事に対しての知識が豊富になり、
「最近は、何の栄養素が足りていないのか?」
「体調不良の原因は何か?」
「小腹がすいたときに、今日、食べたものを思い浮かべてどの栄養素をとったらいいのか?」
といった判断ができるようになったのです。
献立アプリは、考える手間を省いてくれますが、自分の応用力を育てることはできません。
生活を改善するために、あえて時間をとり、「しくみ」から学ぶことには大きなメリットがあるのです。
問題を解決の鍵となる行動を見極めよう
忙しいからと言って、やっつけ仕事ばかりしているとますます時間がなくなります。
たとえば、片づけ。
モノの量を減らし、モノをしまう場所を固定してしまえば、毎日の片づけがスムーズにできるようになります。
家族にもモノの置き場所を共有しておけば、ますますスムーズに。
でも、モノを減らさずしくみを作らずに、毎日、適当な場所に適当なモノを詰め込んでいれば、モノを取り出すのも探し出すのも大変です。
家族も片づけのしくみがわかりませんから、「ねぇ、爪切りってどこ?」なんてことを頻繁に聞いてくるようになるのです。
この場合の鍵となる行動は、
- モノの量を減らすこと
- モノの定位置を決めること
ですね。
何より、「うまくいく片づけの方法」を学ぶことが大切です。
このように、問題にぶち当たったときは「問題解決の“鍵”となる行動」を見極めることが大切。
何が重要なポイントなのか見極め、それに全力投球するのです。
「やみくもな行動ではなく、ポイントを絞って徹底的に!」が大切です。
1日15分でいいから将来への投資の時間をとろう
忙しく余裕のない毎日のために、あえてじっくり問題に向き合う時間をとりましょう。
毎日、何時間もとらなくてOK。
1日15分でもいいですし、週末に1時間だけでもいいです。
「時間がないから、とりあえずモノを適当な収納場所に放り込もう!」の前に、15分、モノと向き合い、いらないモノを捨ててみてください。
もしくは、雑に片づけをする前に、「片づけに関する本」を15分だけ読んでみてください。
これだけで、生活の質はかなり変わってきます。
がんばってもがんばっても時間がたりなかったのは、「しくみ」ができていないから。
学校の勉強も、配られた問題集の内容を丸暗記するよりも、公式の仕組みや大まかな流れを理解したほうが多くの問題に対応できます。
校内の期末テストはかなり成績がいいのに、全国模試では成果が出ないのは、基礎と応用力がちゃんと身についていないから。
付け焼き刃では、どこかでつまずいてしまうのです。
まずは、効率的に成果を出すための「しくみ」を作ることから始めましょう。
問題解決の鍵となる行動は何なのか。
これを見極め、ぜひ投資のための時間をとってみてください。
人生がガラリと変わりますよ!
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
しくみを作って人生を変えよう!