読み聞かせの習慣ってどうやってつけたらいいの?
こんなお悩みにアドバイスです。
こんにちは、絵本講師のキョロ(→プロフィールはこちら)です。
我が家では、むすめに赤ちゃんの頃から絵本を読み聞かせてきました。
絵本のある生活が当たり前。読んできた総数は23000冊以上。
むすめが絵本に触れない日はほとんどありません。
こんな経験から、「読み聞かせの習慣をつけたいけれど、どうしたらいいかよくわからない」という人に何かよいアドバイスができるのではないかと、この記事を書きました。
記事の概要はこちら。
- ご飯を食べながら絵本、おやつを食べながら絵本
- 子どもはよい習慣も悪い習慣も身につけるのはあっという間
- 読み聞かせの時間を至福の時間に
ママもお子さんも、絵本の時間を楽しんでもらえれば、うれしいです。
ご飯を食べながら絵本、おやつを食べながら絵本
我が家での読み聞かせは、寝る前がメインでした。大体、1時間程度です。
最近は、
- 昼食の時間
- 夕食の時間
- おやつの時間
にも、読み聞かせを求めるようになり、わたしはしょっちゅう絵本を読んでいる状態です。
むすめにとって、絵本はテレビ代わりになっているようです(我が家にはテレビがありません)。
それと、どうやら「ママに“絵本を読んで”と言えば、かまってくれる」と思っているようで、むすめが「かまってモード」のときは、たいてい読み聞かせを求めてきます。
子どもはよい習慣も悪い習慣も身につけるのはあっという間
子どもって、よい習慣も悪い習慣も、あっという間に身につけてしまいます。
レストランに行って、一度でもお子さまランチを頼めば、次回から「ねぇ、お子さまランチは?」と聞いてくるようになるし、
休みの日にインスタントラーメンを食べさせれば、「ラーメン食べたい!」の連呼(笑)。
「悪い習慣は、一度でもやってしまうとあとが大変だなぁ」とつくづく思うのですが、同じように、よい習慣もあっという間に身につけるので、この方法を使わない手はありません。
むすめが読み聞かせを求めてきたとき、わたしはちょっと無理してでも絵本を読むようにしています。
「絵本を求めたら、ママは絵本を読んでくれる」と思わせるのも、作戦のうちだったのです。
おやつや食事のときに絵本を読み聞かせるのも、実験のひとつで、「もしかして絵本を読むチャンス?」と思いやってみたところ、すぐに習慣になったのです。
うれしいことに、絵本を読んで食事をさせるときは、じっと椅子に座っていてくれて、しっかりご飯を食べてくれます。
うちのむすめは、食事中に集中力が切れると、しょっちゅう席を立ってうろうろするんです(汗)。
「椅子に座ってご飯食べよう!」と注意しなくて済むのも、ありがたいです。
読み聞かせの時間を至福の時間に
絵本を読み聞かせるのは、いつでもOK。
この記事は、「読み聞かせは食事中にも行いましょう」ということが言いたいわけではありません。
読み聞かせの習慣を身につけるために重要なのは、読み聞かせの時間が、子どもにとって「至福の時間」になること。
子どもは、快感を感じられる習慣をあっという間に身につけます。それを利用して読み聞かせを習慣化するのです。
読み聞かせの時間が子どもにとって苦痛な時間になってはいけないのです。
「絵本って楽しいな」
こう思わせればしめたものです。
まとめ
読み聞かせを習慣化するには、ちょっとした工夫と時間が必要です。
我が家でも、読み聞かせを始めてすぐに、むすめが絵本好きになったわけではありません。
でも、諦めずに絵本を読んであげてほしいのです。
毎日1冊だけでOK。
子どもに「読み聞かせの時間=幸せ」を体感させてあげてください。
そうすれば、絵本の習慣も当たり前になってきます。
ぜひ親子で絵本の時間を楽しんでくださいね。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
子どもに「読み聞かせ=幸せ」を体感させて人生を変えよう!