人と自分を比べるなら、自分が憧れている人や「いいな」と思える人と比べよう!
こんにちは、キョロ(→プロフィールはこちら)です。
わたしの親戚はだらしない人がたくさん。
親戚の家はゴミ屋敷で、お金の問題も抱えています。
しかも、親戚の半数以上が健康状態がひどく悪いのです。
歯が1本もなかったり、お酒の飲みすぎて肝臓が悪かったり、タバコの吸いすぎで、咳が止まらなかったり。
うちの両親も例にもれず、ひどいありさまです。
実家に帰ると、部屋中にホコリが積もっていて、わたしとむすめはひどいアレルギー症状が出ます。
短期間の滞在でも、目は真っ赤、咳と鼻水は止まりません。
なのに、両親は、兄弟の家庭環境と自分の家庭環境を比べて、「まったくあの家(義理の兄弟)は、ひどいよね。よくあんなところに住めるよね」と言います。
そして親戚と同じように、毎日、大量のお酒を飲み、お金の問題に苦しんでいます。
わたしの両親は、「兄弟の家よりはずっとマシ」と考えているようですが、わたしから見るとぜんぜん健全ではありません。
比較する対象をまちがえると、自分がとんでもない生活を送っていても、気づかないのです。
もし誰かと自分を比べるなら、健全な人たちと自分を比べるのをオススメします。
この記事の概要はこちら。
- 比較をうまく使えば成長できる
- 比べる対象は健全かを見極めよう
- 付き合う人を選ぼう
比較をする相手をちゃんと選んで、健全な成長をめざしましょう。
比較をうまく使えば成長できる
よく自己啓発書などに「人と自分を比べない」といったことが書かれています。
たしかに人と比べてばかりいると、疲れてしまうし、自分らしく生きるのが難しくなるかもしれません。
わたし自身も、むやみに人と比べないようにしています。
でも、ときに、比較がよい結果を招くこともあります。
- 憧れの人と自分を比べて足りていない部分を把握する。そして不足している分を補う。
- 結果を出している人と自分を比べて、自分のどんなところを伸ばせばいいのか把握する。
- 人と比べて自分の得意分野を知る。得意が伸ばす工夫を生活に取り入れる。
- 人と比べて、自分の個性を知る。
こんなふうに、人と比べることで、伸ばすべきところや補うべきところが知れます。
比較しないと見えないことがたくさんあるのです。
実際に無人島に自分ひとりで住んでいたら、自分は何が得意で、何が不得意なのかが見えず、自分のよいところに気づく機会が減ってしまうと思います。
比較も、上手に使えば、自分の成長につながるのです。
気をつけたほうがいいのは、比較して落ち込まないようにすること。
人と自分を比べて、「自分ってダメだなぁ」と思うだけなら、比べるのはやめたほうがいいです。
比べる対象は健全かを見極めよう
人と自分を比較するのは、悪いことではありません。比較するからこそ、伸びる能力があります。
でも、比べる対象は慎重に選んだほうがいいでしょう。
健全な生活をしていない人と比べて優越感に浸るだけでは、自分のためにならないのです。
うちの両親のように、「ゴミ屋敷に住む親戚」と自宅を比べて「うちはしっかり掃除をしている」と思い込んでいても自分の成長にはつながりません。
実家に帰省をすると、モノの上に1cmほどのホコリが積もっています。
でも、親戚の家は足の踏み場もないほどの散らかりようなので、「うちはキレイ!」という発想になるようです。
我が家からすると、「こんなにホコリが積もるほど、掃除をしないなんて、どれだけ怠惰な生活を送っているの!」と言いたいくらいです。
わたしも気をつけなくてはいけません。
実家と比べると、我が家は、
- 健康的な食生活をしていて、
- 部屋はキレイに保たれており、
- お金の管理もうまくいっている
のですが、はたしてこの状態が健全なのか。
比べる対象を実家にすると、我が家はかなり整った生活ですが、「本当によい生活と言えるのか、ちゃんと向き合わなくては」と思います。
実家に住んでいたときは、
- 体に悪いものを食べ、
- 掃除はせず、
- 休日はテレビを観て過ごす
というのが当たり前でした。
でも、実家を出た今、当たり前はくつがえされました。
「当たり前」って怖いですね。
比較するなら、適切な相手を選びましょう。でないと、生活の質が下がってしまいます。
付き合う人を選ぼう
成長したいなら、付き合う人は選んだほうがいいです。
人は付き合う人に大きく影響されますから、どう考えても自分に悪影響が及ぶのなら、
- 関係を断つ
- 距離を置く
といった工夫が必要なのです。
荒れた家庭環境で育ったわたしは、健全に育ってられた友達を見ると、「住む世界が違う人たちだ…」と思ってしまうことがよくありました。
でも、「そんな考え方をしていたら、人生がうまくいかないのも当然だな」と思ったので、できるだけそういった人とも付き合うようにしました。
健全に育てられてきた人と付き合っていると、
「自分の過去ってひどすぎる」
「この人たちのように、健全な考え方ができるようになれたらうれしいけれど、本当にできるんだろうか?」
「自分ってなんて邪悪な考え方をしているんだろう?」
と不快感を感じることもしばしば。
でも、これでよかったのです。
諦めずに、健全な思考をしている人と付き合い、自分を変えようと努力したことで、本当にわたしは生まれ変わりました。
両親や親戚の生活にドップリ浸かっていた頃よりも、ずっと幸せに生活できるようになりました。
付き合う人を変えること、環境を変えること。ほんとうに大事だなと思いました。
まとめ
もし、人生がうまくいかないと思ったら、比較する対象を変えてみてください。
劣悪な生活をしている人と比べて「自分ってまだマシだよね」と優越感に浸っているだけでは、本当の幸せは手に入りません。
付き合う人、比べる人には慎重になり、よりよい人生を生きられるように工夫してみてくださいね。
それと、「比べすぎには要注意!」です。
いちばんオススメは、過去の自分と今の自分を比べること。
比較は、あくまで自分のため。
そのことを頭の隅に置いて人生を楽しんでいきましょう!
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
上手に比べて人生を変えよう!
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