夫とケンカするといつもこじれる。お互いの欠点を指摘し合って険悪になってつらい。
こんなお悩みを解決するヒントになれば、うれしいです。
こんにちは、キョロ(→プロフィールはこちら)です。
結婚生活約7年。2度の離婚危機を経験し、夫とは何度もケンカをしてきました。
そのやりとりの中で、学んだことがあります。
それは、「パートナーの行動や考えがまちがっていると思っていても、責めてはいけない」ということ。
ついやってしまうこの行動が、ケンカをこじらせ、パートナーとの関係を悪くする原因なのです。
もくじ
「自分が悪かった」と認めるだけでケンカの激しさが落ち着く
自分のまちがいを指摘されて、「ごめんね、自分がまちがってた」と謙虚な態度でいられる人は、精神的に大人だと思います。
ですが、これが難しいんですよね。
付き合っているときや、結婚当初は謝れても、付き合いが長くなるほど、恥ずかしさや傲慢さが増し、素直になれなくなります。
わたしもそうでした。
特にケンカをすると、パートナーの欠点を指摘したくなってしまうのです。
パートナーの欠点を指摘すると、パートナーもこちらの欠点を指摘してきます。
そして、
「なんでそんなこと言われなきゃいけないの?」
「そっちが悪いんでしょ」
と終わりのない言い合いに突入してしまいます。
この問題の解決法はとてもシンプル。
「ごめんね、わたしがまちがってた」
この言葉をパートナーに伝えることなのです。
「負けるが勝ち」自分の非を認めるとパートナーの攻撃性が弱くなる
人に非難されると、「自分は悪くない」と言い返したくなるもの。
非難してくる相手が、職場の上司や関係の離れた知人であればガマンできても、関係が近いパートナーだと無性に腹が立ちます。
それで、お互いに欠点をし合うことになってしまうのです。
ですが、もし仲なおりをして、ケンカの発端となった問題を解決したいのなら、自分から言い争いをやめる決意が大事です。
「自分が悪かった。ごめんね」
これを伝えられるようになると、パートナーの攻撃が弱まることが多いです。
攻撃されると反撃したくなりますから、攻撃をやめれば相手の反撃も少なくなるわけです。
謝ってもなお、ネチネチ欠点やダメなところを指摘してくるパートナーは…、ちょっと考えものです。
「ほれ見ろ、お前が悪いんだろ」と返してくるパートナーも、あまり魅力的とは思えません。
もしかしたら、自分が謝ったらこんな態度や言葉が返ってくるかもしれませんが、その言葉に衝動的に反応するのではなく、こちらが争いを降りてしまうことをオススメします。
自分が引き下がるのは負けを認めるような気がして不快感を感じるかもしれません。
でも、手っ取り早くケンカを終え、問題解決のための時間をとりたいのなら、怒りたい衝動を抑えて、大人な対応をするのです。
パートナーに対する期待値を下げよう
「これくらいはできて当たり前」
夫婦お互いに、期待値が高いとちょっとしたことで相手に失望してしまいます。
ですので、「当たり前はないもの」と捉えて、ちょっとしたことでも何かやってくれたら、「いてくれるだけでも十分なのに、やってくれてありがたいわ〜」くらいの気持ちでいるのがいいのです。
とは言っても、ここまで悟るのは難しいと思いますし、わたしにもできません(笑)。
ただ、この心がけがあるだけで、パートナーに対するイラ立ちが半減します。
うちの夫は、イライラしやすく、たまに子どもにきつい言葉で注意をすることがあります。
それを「なんでこの人はきつい言い方しかできないできないんだろう」と怒りを増長させることもできます。
ですが、気持ちを切り替えて、「まぁちょっとくらいきつく言われても、子どもが道をあやまることはないだろう。フォローは自分がすればいいし、まぁパートナーがいないよりはマシか」みたいな感じで、捉えるのです。
実際、わたしの場合は育児をするにあたり、ちょっと気になることがあってもパートナーがいないより、いるほうがマシです(笑)。
「パートナーがいないほうがせいせいしていい」という人も、なかにはいるかもしれませんが(笑)。
それと、「わたしはこんなにがんばってるのに!」と怒りがわいてくるほど、がんばらないことが大事です。
自分ががんばっていると、相手にもがんばりを強要してしまうことがあります。
「わたしも楽させてもらってるから、パートナーにも楽になってほしい」
こんな心の余裕があると、関係がとてもよくなります。
パートナーに対する感謝の言葉をスラスラ言えるようになろう
オススメなのは、パートナーに対する感謝の気持ちを、いつでもスラスラ言えるようにしておくことです。
できるなら、その気持ちをパートナーに伝えると関係がすごくよくなります。
ぜひ毎晩、寝る前にノートに3つ、パートナーに感謝したいことをメモしてみてください。
メモでいっぱいになったら、そのノートをパートナーにプレゼントするのもオススメです。
我が家は以前、パートナーと交換ノートをやっていましたが、そのノートをたまに見返してパートナーがニヤニヤしていることがあります(笑)。
寝る前の家族の団らんの時間に、「◯◯してくれて、うれしかったよ〜」と伝えるのもアリ。
「恥ずかしくてそんなのできん!」
そう思うのなら、コソっとノートに感謝の気持ちを記録しておけばOKです。
パートナーとの関係にかぎらず、相手に対する期待値を下げておくのはオススメです。
子どもも、思い通りに動かないのが当たり前ですから、「何かちょっとでもやってくれたら最高!」くらいの気持ちでいるのが楽です。
そうやって周りの人に感謝の気持ちを伝えていった結果、以前よりも自分が求める行動を起こしてくれることもしばしば。
見返りを求めるのは禁物ですが、結果的に、感謝する習慣のおかげで自分が助けられることは多々あります。
というわけで、この3つの行動、
- ケンカをしたら自分から降りる
- パートナーへの期待値を下げる
- パートナーに感謝の気持ちを持つ
がオススメです。
せっかくの結婚生活ですから、どんどん楽しんでいきましょう。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
感謝の気持ちは人生を変える!