読み聞かせをすると、子どもに「もう一回読んで」って何度も同じ絵本を読まされる…。ほかの絵本も読みたいんだけど…。
こんなお悩みにアドバイスです。
こんにちは、絵本講師のキョロ(→プロフィールはこちら)です。
5歳のむすめに読み聞かせた絵本は、のべ23000冊以上。
わたしも、何度もむすめに「もう一回読んで」と言われてきました。
繰り返し絵本を読むことには、たくさんのメリットがあります。
そのメリットをここで紹介します。
この記事の概要はこちらです。
- 絵本を繰り返し読むことのメリット:言葉の習得
- 絵本を繰り返し読むことのメリット:思い出の共有
- 絵本を繰り返し読むことのメリット:子どもの心の支えが増える
絵本は何度でも読んであげてくださいね!
絵本を繰り返し読むことのメリット:言葉の習得
絵本を繰り返し読むことのメリットのひとつに、「言葉の習得」が挙げられます。
わたし達は、何度も思い出すことで記憶を定着させます。
それと、脳は「重要でない」と思った事柄については、どんどん忘れていきます。
ですから、何度も読むことで、繰り返し同じ言葉を聞くことがとても大切。
特に、文字の読めない子どもは、耳からでしか言葉を知ることができません。
子どもの場合は、知っている言葉も限られていますから、何度も読むことで言葉の定着をはかったほうがいいのです。
新しい絵本を1回だけ読むよりも、同じ絵本を10回、読むほうがよっぽど子どものためになります。
子どもの興味を広げたり、子どもの興味関心を知ったりするために、図書館で借りた絵本を一度だけ読むのも、もちろん悪いことではありません。
でも、ぜひ絵本を購入して、「繰り返し読む絵本」も作ってほしいのです。
子どもが一度で絵本のすべてを理解するのは難しいです。
絵本は、言葉ではなく、絵にもたくさんの工夫が凝らされています。
絵も、何度も見ることで新たな気づきにつながりますから、繰り返し読むことで得られるメリットは、言葉の習得の点だけに限りません。
絵本を繰り返し読むことのメリット:思い出の共有
我が家では、赤ちゃんの頃に読んでいた絵本を今でも読んでいます。
赤ちゃんの頃に読んだ絵本を読み聞かせていると、むすめが赤ちゃんだった頃の思い出が、次々によみがえってきます。
「これ、ちびキョロ(むすめ)が赤ちゃんのときに大好きだった絵本なんだよ〜」と言うと、むすめも「そうなの?」と興味津々。
ずっと読み聞かせをしていないと、子どもの記憶からその絵本の思い出は消えてしまいます。
でも、親にとってはその絵本を読んだ思い出は、かけがえのないもの。
過去を何度も思い出すことで、その思い出は定着していきますから、ぜひ何度も読んでほしいと思います。
また、子ども自身が小さい頃から読んでいたのを覚えている場合もあります。
そうすると、子どももいろいろなことを覚えていて、「この絵本、おもしろかったよね」などと思い出を語ってくることも。
思い出を共有することで、コミュニケーションも豊かになりますから、ぜひ何度も絵本は読んでください。
ですから、よい絵本は購入するのがオススメです。
絵本を繰り返し読むことのメリット:子どもの心の支えが増える
読書好きなわたしには、思い入れのある本が何冊もあります。
思い入れのある本、大切な本は、わたしにとって心の支え。
イヤなことがあったときに読んだり、人生に迷ったときに読み返したり。
お守り代わりの本がたくさんあります。
読書好きの大人に、大切な本があるように、子どもにとっても、大切な絵本があります。
むすめも、大好きな絵本がたくさん。
大切な絵本や本は、子どもの心の支えになってくれます。
特に、子どもが大きくなってくればなおさらです。
それと、読書の習慣自体が、子どもを支えるきっかけになってくれます。
読書の習慣をつけるためにも、大好きな絵本を作ってあげてほしいというのが、わたしの願いです。
まとめ
絵本は繰り返し読むのが大切です。
何度も「読んで」と言われると、「え、また…?」とうんざりすることもありますが、懲りずに読んであげてください。
とは言え、親としては「ほかの絵本も読みたい」という気持ちがあると思います。
その場合の対策は、こちらの記事で解説しています。
ぜひ読み聞かせの時間を楽しんでくださいね。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
絵本を繰り返し読んで人生を変えよう!
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