子どもを本好きにしたいから、絵本を購入したよ。
こんな素敵なママさんに、アドバイスがあります。
こんにちは、絵本講師のキョロ(→プロフィールはこちら)です。
むすめに読み聞かせた絵本はのべ23000冊。
親子ともども絵本が大好きなキョロが、絵本に関する注意点などをお話します。
記事の概要はこちらです。
- 絵本は買うだけではいけない
- 子どもは耳から言葉を習得する
- 読み聞かせの時間を作ろう
育児の参考になれば、うれしいです。
絵本は買うだけではいけない
子どもに絵本や本を好きになってほしいときに注意すべきこと、それは、「絵本は買うだけではいけない」ということです。
特に、赤ちゃんから幼児期にかけては、絵本は買うだけで終わらせてはいけません。
字の読めないお子さんは、絵を見ることはできますが、言葉を習得することはできません。
絵本の世界に自然に誘うには、「パパやママが自分に語りかけてくれる」という心地よさを感じさせることが大事。
絵本の内容を楽しむのは、そのあと。まずは「絵本の時間=快感」と感じさせることが大切なのです。
子どもはすぐ「ママ、見て!」と声をかけてきますよね。
ママやパパに、向き合ってもらえるというのは、子どもにとってとてもうれしいことであり、そういった経験を通して「自分って愛されてるなぁ」と思えるようになるのだと思います。
子どもは耳から言葉を習得する
赤ちゃんや幼い子どもは、基本的に「耳」から言葉を習得します。
身の回りの大人が話している様子などから、言葉を覚えていくのです。
字を読んで言葉を覚えていくのはだいぶ先のこと。
それまでは、聞こえてくるものから言葉を習得していくのですから、普段どんな言葉を聞くかというのが、とても大切になってきます。
絵本も買いっぱなしでは効果が半減してしまいます。
特に、字の読めないお子さんには、絵本を読み聞かせてあげてほしいなと思います。
字を読めるようになっても、「字を追って声に出すこと」と「絵本の内容を理解すること」は別物です。
ですので、絵本は、子どもが赤ちゃんのときから始めて、子どもが字を読めるようになってからも読んであげるのがオススメです。
言葉の習得のためにも、お子さんが「もう一回読んで」と言ってきたら、ぜひ繰り返し読んであげてください。
読み聞かせの時間を作ろう
もし少しでも「読み聞かせしてみようかな」と思ったら、1冊からでいいので、お子さんに読んでみませんか?
読み聞かせが定着するまでは、読む時間を決めるのをオススメします。
日中のおもちゃ遊びに夢中なときに絵本を読むのは、ハードルが高いかもしれません。
というのも、絵本が大好きなうちのむすめでさえも、絵本に食いつかないからです。
寝る前、ベッドに入ったときであれば、目につくおもちゃなどもないですし、集中しやすいかと思います。
「この時間になったら絵本を読んでもらえる」
お子さんがこう捉えるようになるまで、読み聞かせを続けてみてください。
うちのむすめは、4歳くらいまで読み聞かせは寝る前でしたが、最近は食事のときに変わりました。
お風呂で電子書籍を使って図鑑を読む習慣もついています。
読み聞かせは、「この時間に◯冊読みましょう」という決まりもありませんから、自分に合ったスタイルを模索して、ぜひお子さんと楽しんでみてくださいね。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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