読み聞かせを始めようと思うんだけど、読み聞かせのコツってある?
こんな人にアドバイスです。
こんにちは、絵本講師のキョロ(→プロフィールはこちら)です。
今まで5歳のむすめに、のべ23000冊の絵本を読み聞かせてきました(2022年現在)。
そんなわたしが、読み聞かせのコツをお話します。
記事の概要はこちらです。
- 読み聞かせの主役は子ども
- 絵本の時間を教育の時間にしなくていい
- 子どもが次のページをめくりたくなるまで待ってみる
お子さんと読み聞かせを楽しんでみてくださいね。
読み聞かせの主役は子ども
読み聞かせの主役、それは「子ども」です。
子どもが絵本の世界に入り込めるように、親がサポートするイメージです。
親があれこれ口を出したり、学ばせたりしなくていいのです。
子どもが自然に学び、気づいていくのを、観察し、寄り添うだけでOK。
親が中心になってしまうと、子どもの主体性が伸びません。
子どもが絵本に対して反応したら、「ほんとだね!おもしろいね」などと答える。
そして、子どもがどんなところに関心を持ったのか、観察する。
子どもをおだやかに見守っていればいいのです。
子どもの主体性を伸ばすために、絵本選びを子どもにさせてみませんか?こちらも記事もどうぞ。
読み聞かせの時間を教育の時間にしなくていい
これは、賛否両論あると思いますが、読み聞かせの時間は「教育」のための時間にしなくてOK。
絵本を読み終わったあとに、「とりさんは何匹出てきたかな?」とか、「うさぎさんはどんな気持ちだったかな?」なんて、授業しなくていいのです。
最後に親から質問されるのが習慣になっている場合、子どもは、読み聞かせの時間に「何を聞かれるんだろう?」ということが気になって内容に集中できなくなります。
読み聞かせの最中に想像を膨らませることもできません。
もし子どもの主体性を伸ばしたり、本の楽しさを伝えたりしたいのなら、子どもに、「自由に想像できる時間」を作ってあげてください。
メインの目的が「知育」の場合は、話が変わってくると思いますが、本の世界に興味を持ち、読書習慣が身につけば焦って知育をしなくても、おのずと知識も身に付いてくると思います。
読書習慣をつけたかったら、子どもが「絵本=快感」になるように意識してみてください。こちらの記事もどうぞ。
絵本を読み続ければ、自然と「知育」ができます。焦らなくても大丈夫。こちらの記事も合わせてどうぞ。
子どもが次のページをめくりたくなるまで待ってみる
我が家では、むすめが赤ちゃんの頃から、実践していることがあります。
それは、絵本を読んでいるときに、むすめがページをめくりたくなるまで待ってみること。
むすめがじっと絵を見つめていたら、存分に見せます。
そして、絵本をめくってほしい素振りをしたら、次のページに進むのです。
むすめはいつからか、次のページに進んでほしいときに、「うん」と言うようになりました。
赤ちゃんの頃は、「あー」でした(笑)。
いまだにその習慣はあって、わたしはむすめが「うん」と言うまでページをめくりません。
むすめは納得するまで絵本を見て、内容を吟味しているようです。
そうすると、意外な気づきがあるようで、「ママ、こんなところに毛虫の絵があった!」などと言います。
絵本の『バムとケロ』シリーズなんかは、絵にたくさんの工夫がされていますので、オススメです。
内容だけでなく、「絵」を読む力も、繰り返し読むことで培われますので、購入して何度も読むのをオススメします。
絵本って繰り返し読めば読むほど、子どもに浸透していきます。
子どもが心から絵本の時間を楽しめるように、子どもの主体性を大事にしてあげてください。
知識や読解力はおのずとついてきますので、焦らず、子どもと向き合っていきましょう。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
繰り返し読むことの重要性はこちらの記事でも紹介しています。
絵本の主役は子どもであることを忘れずに、人生を変えよう!
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