自己受容

【怒りをなかったことにしない】感情を全肯定して行動に変える

こんにちは、キョロ(→プロフィールはこちら)です。

前の記事で、「うらやましい」が口グセのママさんについて、お話しました。

その後、わたしの心に変化があらわれましたので、また記事にしました。

わいてくる怒り

会うたびに、

「キョロちゃんはいいな」

「頭もいいし」

「旦那さんもやさしいし」

「ちびキョロ(むすめ)ちゃんとも、仲いいし」

と、何に対しても、「いいな」と言ってくるママさん。

わたしも、少し疲れてしまいました。

それと同時に、怒りもフツフツとわいてきました。

何の努力もなしに、今の自分になれたわけではないのに、うまくいっている表面だけを見て、うらやましがられることに、げんなり。

夫との関係を作ることにも、とても苦戦したし、むすめとよい関係を築くために、いったい、何冊の本を読んだことか……。

努力量でいったら、ものすごい量なんです、本当に。

「努力したんだよ〜」と言えば、「そもそも努力できるのが才能」と言い出す始末。

「は〜。大人になっても、こういう人っているんだなぁ」

「もう、ほっとこ」

こう思うのに、そのママさんのことが、頭にこびりついて離れないんですね。

「怒りを抑えなきゃ、大人な対応をしなくちゃ」と思えば思うほど、怒りでいっぱいになっていく自分の心。

あまりにも腹が立ってきて、母にLINEで連絡をしました。

ただ、吐き出す

以前は両親と不仲だったわたしですが、今はずいぶん打ち解けています。

あまりにネガティブな感情がわいてきたので、友人にグチを言うのは申し訳なく、母にひたすらLINEをしました。

「たいして努力してないのに、ズルい」

「どれだけ努力したと思ってるの」

「ほんと疲れる」

ズラズラと増えていくLINEの文章。

みんなそれぞれ、24時間というかぎられた時間のなかで生活しています。

大切にしたい相手には、あまりネガティブな感情を伝えたくありませんでした。

せっかく相手の時間を自分のために使ってもらうなら、楽しい話題にしたい。

だから、人の前では、「しょうがないね」とか「大人になっても、こういう人っているんだね」と大人なフリをしていたんですね。

でも、母にLINEしてみると、出てくる出てくる。ネガティブな言葉が止まらないんですね(汗)。

「あ〜、本当はもっと明るい話題で盛り上がりたいんだけど……」

「わざわざ時間を割いてもらっているのに、申し訳ない」

そんなことを思いつつも、一度、怒りを吐き出し始めたら止まらず、15分間くらいでしょうか、キーボードを使ってただひたすら怒りの感情をぶちまけました。

そして、15分後。

驚くことに、わたしの心はとっても軽くなり、平常心が戻っていました。

自分の気持ちを、加工することなく、そのまま、吐き出す。

きっと、わたしが求めていたのは、自分の感情を認めてあげることだったんですね。

スッと気持ちが楽になり、元気がわいてきました。

それまで、怒りのせいで、体が重く感じ、体調が悪化してしまったのか不安になるほどでした。

でも、すべてを吐き出したら、また楽しいことに目を向ける余裕ができ、心にもあたたかい感情がよみがえってきました。

「またひとつ学びが増えた」

やっと一区切りつきました。

どんな感情もまるっと受け止めよう

「喜怒哀楽」という言葉があるように、わたし達は喜んだり、楽しんだりするだけではなく、怒ったり、悲しんだりもします。

本来、「心から喜ぶのはよくても、怒ってはいけない」なんてルールはないんです。

どの感情も、善悪はなく、自分が勝手に「ダメなもの」というレッテルを貼ってしまっているだけ。

ポジティブな感情を持つのはよくて、ネガティブな感情を抱える自分はダメだと思い込んでしまっているだけなんです。

本当は、どんな感情を持つのもOK。

周囲との関係を保ちたいのなら、それを態度や行動に表さなければいい話です。

怒りがわいてきたら、「あ〜もう!腹立つ!!!」とプンプンする。

悲しいなら、ひたすら泣いて、泣き尽くす。「泣いてばかりいないで、立ち直らなきゃ」なんて、自分を追い込まない。

うれしいことがあったら、本気で喜ぶ。

「こんな感情を抱える自分ってほんとにダメだわ〜」なんて思わなくていいのです。

わたしは、今回、母に怒りをぶちまけたので、かなりスッキリしました。

スッキリしたら、あとは前向きに生きるだけ。

母には感謝です。

もし、一緒に悲しんだり、怒ってくれたりする人がいれば、寄り添ってもらいましょう。

それが難しければ、紙に思っていることをぶちまけてしまいましょう。

それだけで、かなり気持ちは楽になると思います。

こういうときは、説教をしてくる人や正論をぶつけてくれる人は避けたほうがいいと思います。

そういうひとに話すと怒りが増長してしまうので、正しいか正しくないかにかかわらず、一緒になって、「ほんとにムカつくね!!!」と言ってくれる人を選ぶのがベストです。

基本的にはポジティブな話、ときどきは一緒に怒ったり、悲しんだりできる関係があると、心って安定するのかもしれないですね。

もっともっと、自分をかわいがってあげましょう。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

キョロ

怒って泣いて、人生を変えよう!

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