自己改革

長所を伸ばすことにこだわりすぎて失うもの 

こんにちは、キョロ(→プロフィールはこちら)です。

最近、一汁三菜を当たり前に作れるようになり、手際よくご飯を準備する自分を誇らしく思えるようになりました(笑)。

昨年、大阪に引っ越してきて、ほぼ在宅勤務の夫。

月曜日以外は、家にいるので、わたしは一日3食、欠かさずご飯を作ります。

はじめのうちは、「料理は嫌いだし、苦手」とイヤイヤやっていたわたし。

「やらなくてはいけないもの」と捉えて淡々と料理をしていたら、苦手意識はどこかへ行ってしまいました。

18歳のときからずっと続けてきた自炊ですが、やっと「料理は嫌い」という思いを手放すことができました。

長所を伸ばすことにこだわりすぎない

最近、よく「長所を伸ばすこと」の重要性を耳にするようになりました。

長所を伸ばすことって、たしかに重要ですよね。

人がうまくできないことを当たり前にこなせるって、すごいこと。

当たり前にこなせることをもっともっと磨いたら、もっとすごい自分になれるかもしれません。

逆に、苦手なことって、ほかの人が当たり前にやっていても、なかなかうまくできないことが多いものです。

長所を伸ばし、短所はほかの人に補ってもらうほうが、よほど効率的です。

ですが、あまりにも、長所を伸ばすことにこだわりすぎると、「伸びるものも伸びなくなる」と思うようになりました。

少し努力すればできるようになることなのに、「苦手・嫌い」という感情で遠ざけてしまう。

もしかしたら、それが長所になるかもしれないのに、みずから排除してしまっているのです。

もし、どうしてもやらなくてはいけないことがあるのなら、一旦、苦手・嫌いという感情を置いておいて、それを成し遂げることに集中してみませんか。

イヤでもやらなくてはいけないことは淡々と行う

わたしが料理に対して嫌悪感を持ってしまった原因は、「日記」でした。

ストレスがたまったことやイヤだったことを書く欄を作っており、毎日、「料理がイヤだ」と書き続けていた時期があったのです。

日記を書けば書くほど、料理に対する嫌悪感は増していきます。

本で読んだ「人に任せられることなら任せるべき」というフレーズも頭に浮かんできます。

「わたしは料理が好きではないし、誰かほかの人がやってくれればいいのに」

モンモンとしながら、毎日、料理をしていました。

でも、あるとき、「夫よりも料理は得意だし、今のところ自分がやるしかない」と切り替えたら、気持ちがスッと楽になりました。

それからというもの、疲れていても時間になったら料理を始め、毎食ほとんど一汁三菜を作るようになりました。

そんな生活を1年以上続けたら、料理に対する嫌悪感はなくなり、当たり前に栄養満点の料理を作れるようになっていました。

「料理はどちらかというと得意かも?」と思える程度になりました。

「苦手、嫌い、やりたくない」を手放すことで見つけた、わたしの長所。

あまり好き嫌いをしすぎると、伸びるものも伸びなくなってしまうことに気づいたできごとでした。

自分がやる必要のないことは手放したほうが、生きやすくなります。

でも、もし手放すことができないのなら、精一杯取り組んでみませんか。

今から長所を作る  

長所は、今からでも作ることができます。

「苦手・嫌い」という感情を一旦、置いて、とりあえずやってみる。

この繰り返しで、苦手だったことが得意なことに変わっていくのだと思います。

とはいえ、得意なことを伸ばすのはとても大事なこと。

変えられないことや苦手なことにこだわりすぎたら、それはそれで非効率です。

早く結果を出したいのなら、長所を伸ばすことに力を入れたほうがいいこともたしか。

なので、わたしは長所を伸ばすことに8割の力を注ぎ、苦手を克服することに2割の力を注いだらいいと考えています。

長所を伸ばしつつ、適度に短所克服にも励む。

オススメです。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

キョロ

苦手なことを淡々とこなして、人生を変えよう!

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