ついがんばりすぎてしまう。自分を追い込むのが習慣になっている。
こんな人のための記事です。
こんにちは、キョロ(→プロフィールはこちら)です。
ここのところ、体調不良が続いています。
と言っても、家事や育児はそつなくできていて、なんとなく活力が出ない状態。
こんなときは、自己啓発書を読むのもつらくなるので、「大好きな本さえも読みたくなるときは、体調不良だから休みどき」という判断をくだしています。
がんばり屋さんって、当たり前にがんばるんですよね。
「がんばることが遺伝子に組み込まれているんじゃないか?」ってほど(笑)。
がんばれるのはとっても素敵なこと。
でも、疲れたら休んでほしいのです。
オススメなのは、自分が大切に思う人にかけたい言葉を自分にかけ、オススメしたい行動を自分がやってみること。
それができるようになると、ずいぶん気持ちが楽になりますよ。
記事の概要はこちらです。
- 大事な人を扱うように自分を扱おう
- 人生のお暇をもらおう
- ただ時が過ぎるのを待つのもひとつの手
がんばり屋さんは、自分にやさしくできるようになると、もっともっと幸せになれますよ。
大事な人を扱うように自分を扱おう
大事な人を扱うように自分のことを扱うのをオススメします。
もし大事な人がとても疲れていたら、どんな言葉をかけますか?
「無理しないでね」
「今はゆっくり休むのが先決だよ」
「元気になってからがんばればいいよ」
わたしなら、こんな言葉をかけます。
でも、いざ自分が体調を崩してみると、
「休みたいけど、休んでいられない」
「もっとがんばらないと」
という感じに考えて、休みをとることができません。
「親友に接するように、自分に接しよう」というのはよく言われることですが、「わかる」と「できる」は別物。
わかったふりをしているだけで、実際に自分の人生には落とし込めていない場合が多いのではないでしょうか。
わたし自身も、やさしくする素振りをとりつつも、結局、自分を追い込み、がんばってしまうことが多かったんです。
でも最近、体や心のことを勉強しているうちに、小さな違和感や疲れを無視して、心身を酷使していると、あとになって取り返しがつかなくなることを改めて認識しました。
「ちょっとくらい無理しても大丈夫でしょ」とタカをくくっていたのですが、もし今ここで無理をしてしまい、立ち直れないくらいのダメージをくらってしまったら?
得るものより、失うもののほうが圧倒的に多いです。
「そこまでして自分が得たいものってなんだろう?」
考えてみると、再起不能になるほどがんばる必要性はなかったのです。
人生のお暇をもらおう
もしがんばりすぎて疲れ切っていたら、しばしのお暇(いとま)と捉えて、ゆったりと過ごすように心がけてみてください。
以前、『凪のお暇』というドラマが放送されていました。
わたしはこのドラマがとても大好き。
人の顔色ばかりうかがい、自分を押し殺してきた主人公・凪が、少しずつ自分らしさを取り戻していくという内容のドラマで、「お暇」という言葉の響きに魅力を感じます。
お暇のあいだ、凪は、自分の気持ちを表現することを学び、人に合わせているばかりの自分を少しずつ卒業していきます。
脱皮して、どんどん肩の力が抜けていく凪の生き方にとても共感します。
もし、疲れ果ててがんばれないなら。
「具合が悪くてがんばれない」と言うより、「ちょっとお暇中で♡」と言ったほうが、気持ちが明るくなりませんか?
もちろん、表現のしかたは「お暇」でなくてもよくて、自分に合うもの、たとえば「人生の夏休み」とか、「しばらくナマケモノとして生きていきます」でも、なんでもいいのです。
自分にしっくり来て、気持ちが楽になる言葉で、今の自分を楽にしてあげませんか?
お暇は、必要ですよ。
向上心も大事。
でも、「今の自分でもいいんだ」と思えて、生産性がなかったり、ムダだと思えたりする時間を愛おしく思えるようになることも、とても大事なのです。
努力家でいつもがんばっている人は、むしろ、
- ムダな時間を過ごしてもいい
- 何の成果を生まない時間があってもいい
という考えを持てるようになると、より思考が柔軟になり、がんばるべきときにがんばり、休むべきときに休めるようになります。
ただ時が過ぎるのを待つのもひとつの手
わたし自身の過去をふり返ってみると、がんばれるときと休みが必要なときで波があります。
「毎日、同じようにがんばれたらいいな」と思うのですが、そうはいかないこともしばしば。
「午後はゆっくりしようと思っていたのに、子どもが熱を出して病院に連れていかなくてはいけない」とか、
「炎天下の中、公園遊びに付き合って、1週間、疲れがとれない」とか。
子育てを始めてから特に、理想と現実には大きな差があることに気がつきました。
もちろん、さまざまな事態を想定して、うまく体調管理をするのが一番なのですが、どんなに気を配っていても、具合が悪くなることってあるんですよね。
そんなときは、自分を責めずに、「人間だもの」で自分にやさしくしてあげてほしいと思います。
そして、あまり深刻にならずに、「いずれまた元気になるしね」とゆったりとかまえていてほしいなと思います。
体調が回復するまで、やることをセーブするのはもどかしいかもしれません。
がんばっているほうが気持ち的に楽なこともあるかもしれません。
でも、もし本当に心身が休養を求めているのなら、しっかり休んでほしい。
お暇(いとま)を前向きに捉えて、ただ時が過ぎるのを待つだけでもいいのです。
いつもなら、ムダだと思ってやらないことをやるのもOKです。
わたしも今は、編み物をしたり、ドラマ鑑賞をしたり、ストレッチをしたり。
がんばるモードのときには、なかなかやらないことを優先してやっています。
本当に、無理は禁物ですよ。
少しくらい、歩みを止めても大丈夫なのです。
わたしも、元気が出るまでは、
- 自己啓発書を読むのはお休み
- 勉強もお休み
です。
手を動かすと無心になれるので、編み物や掃除をしたり、むすめとレゴをしたり。
そんな日々です。
焦らずいきましょう。
大事な人に接するように、自分にも接してあげてくださいね。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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