こんにちは、キョロです。
今日はわたしが精神的に疲れてしまったときに、どうやって自己肯定感を回復させたかのお話です。
おととしの年末に、父と大きなケンカをしました。
お酒を飲むと、気が大きくなる父。
晩酌は欠かさない父は、わたしが小さい頃からお酒を飲んで言いたい放題。
わたしが話したいことがあっても、いつの間にか話の主役は父に変わり、「俺が若かった頃はなぁ…」と説教が始まってしまうのです。
そのあいだ、わたしは「人間サンドバッグ」になったかのような気持ちで、心の元気がどんどん失われていきました。
父はそんなふうにわたしが傷ついていることをつゆ知らず、わたしが実家に帰省をすると、あい変わらず説教を始めるのでした。
ついにブチキレたわたしは、父に反論。大ゲンカに発展しました。
体調不良で自分が嫌いになる
仲なおりをすることもなく、自宅に帰ってきたわたし。
その日から、メンタル面がボロボロなり、病院にいくほどではなかったのですが、ずいぶんと苦しい思いをしました。
ひどい落ち込みがわたしを襲ったのです。
どうにかこうにか、元気を取り戻そうと思うのですが、いっこうに戻らない。
どうしたものかと思っているときに、とある本で「鏡に映る自分に向かって、自分をほめる言葉をかけてあげなさい」と書いてあったことを思い出したのです。
その日から、鏡に向かって「かわいいね〜」と自分に語りかけてあげました。
ところが、ぜんぜん効果がないのです。
それどころか、「いやいや、ぜんぜんかわいくないじゃないか、特に今なんて体調不良でひどい顔だ」と落ち込みが激しくなってしまったのです。
自分をほめる代わりにハムスターをほめることにしました
ぜんぜん体調が回復せず、どうしたものかと思ったとき、「小さい頃から大好きだったハムスターを飼おう」とひらめきました。
すでに、7匹ほど育てた経験もあります。
自分には「かわいい」と言えないけれど、ハムスターには言えるかもしれないと思いました。
人にかけた言葉は、自分にも返ってくる。
そんなことを考えました。(そもそもハムスターって人ではないのですが…)
そして、ハムスターを買いにペットショップへ。
ジャンガリアンハムスターのうちの「プディング」という種類を購入。
これがとってもかわいいのです。まるまるとして、触るとふにふに。
思いつきで、「でんすけ」と名付けました。
毎日、「でんすけ=でんちゃん」を愛でました(笑)
「かわいいな〜、ほんっとにかわいい!」
自分にはかけられない言葉を、ハムスターにはたっぷりかけてあげました。
あいかわらず、メンタル面は不調でしたが、ハムスターを触っているとき、見ているときは、満ち足りた気持ちになりました。
それから、しばらく時間が経って、自然とメンタルの不調から回復しました。
ハムスターのおかげで、わたしが元気になれたのか?
それも一理あるかもしれませんが、いろいろな要素が絡み合っていると思います。
でも、ちょっぴりだけでも、ハムスターがわたしに元気をくれたのは、まちがいありません。
生活に「心がほっこりするモノ」を取り入れよう!
自分の心がネガティブでいっぱいでも、生活に「心がほっこりするモノ」を取り入れれば、一時的には心がやすらぎます。
わたしの場合は、ハムスターですが、雑貨でも、本でも、かまわないのです。
自宅は多くの時間を過ごす場所だからこそ、お気に入りのモノに囲まれていることが大事。
それだけで、日々の幸せが増えます。
心がすさんできたら、無理のない程度に、ショッピングモールに出かけ、「これ、かわいい!」と心がうるおうモノを購入してみてはいかがでしょうか?
逆に、自宅の「気に入っていないモノ」を処分することで、忘れかけていた幸せを思い出せるかもしれませんね。
ぜひ、幸せを感じるモノをたくさん生活に取り入れてみてください。
夫や子どものことだけでなく、自分のことを幸せにするのも大切にしてみてくださいね。
素敵な人生を作っていきたいですね。