いろんな事件などが世の中で起こっているけど、社会のために自分ができることってなんだろう?
こう考えている人のお役に立てればうれしいです。
こんにちは、キョロ(→プロフィールはこちら)です。
最近、ママ友と話していて思うことがあります。
それは、「愚痴や不満を言うのはぜんぜん悪いことではない」ということ。
人は周りの影響を大きく受けるもの。
愚痴や不満しか言わず、向上する気もないような人とは付き合いを切ってもいいかもしれません。
でも、前に進もうという意思があるものの、ときに愚痴や不満が出てしまうという人なら、付き合いを続けていってもいいと思うのです。
今日の記事の概要はこちらです。
- 社会問題に当事者意識を持とう
- 話を聴いてもらえば前に進める
- 周りの人を幸せにすれば社会がよくなる
執筆者キョロはこんな人です。
- 5歳の女の子の母
- 保健室の先生の免許あり
- 過去につらーい経験があり
この記事を読んで、「周りの人にちょっとやさしくしてみようかな」と思ってもらえたら、うれしいです。
社会問題に当事者意識を持とう
世の中では、さまざまな事件が起こっています。
ニュースを見聞きしていると、「なんでこんなことするんだろうな…」と悲しい気持ちになる一方で、「これって事件を起こした人だけの問題ではないよなぁ」と思うことも、あるのです。
たとえば、どこかのママさんが虐待をしていて、そのママさんは社会から冷たい視線を向けられているとします。
それで自分も、
「あのお母さん、ちょっとおかしいんじゃない?」
「子どもがかわいそう」
と思うことがあるかもしれません。
こういうとき、わたしは子どもの立場だけでなく、ママさんの立場に立ってみます。
「本当はすごく育児が大変で、でも誰にもそれを言えなかったんじゃないかな」
「小さい頃に、誰にも助けを求められなかったんじゃないかな」
「安心して本音を言える人っていたのかな?」
想像を膨らませると、苦しんでいたのは、子どもだけでなく、ママも一緒なのではないかと思うのです。
もちろん、虐待は許されない行為です。
でも、そのママさんの孤独やしんどさは理解できます。
それで思うのは、「自分って身の回りの苦しんでいるママさんにやさしくできているのかな?」ということ。
テレビなどで事件を見聞きして、「あの子どももママさんもつらいだろうなぁ」と思いながらも、身の回りの困っている人に何かできているかというと、ぜんぜんできていない。
世の中で起こってしまった問題にアレコレ言いながらも、「自分にできることがあったのではないか?」までは考えが及ばないのですよね。
事件は自分と関係ない、ずっと遠くで起こっていることのように捉えて、ぜんぜん当事者意識がないのです。
自分と接点のない事件に関して、他人事のような態度をとってしまいがちですが、こういった態度こそが世の中の事件を増長しているのだとも思います。
世の中をよくしていきたいと思うのなら、まずは「当事者意識を持つこと」が大事。
そして、ほんのささいなことでも、「自分ができること」を探すことが大事なのです。
それが直接、事件を防ぐことにつながらなくても、巡りめぐって、プラスの連鎖が起こることもあります。
自分にできることをして社会を変えよう
さて、わたし達が世の中にできることってなんでしょう?
遠い地域で起こっている虐待事件に、わたしは直接、介入することはできません。
でも、いま付き合っているママ友と助け合うことはできます。
ママ友の不安を受け止めたり、共感したりはできるわけです。
そうすれば、ママ友が子どもにイライラをぶつけることが減るかもしれません。
すると子どもは生き生きし始める。
子どもが生き生きすれば、周りのお友達もいい影響を受ける可能性があります。
ママ友が家でご機嫌だったら、パパの毎日が楽しくなることも。
パパが楽しそうにしていれば、パパの身内や友達、職場の同僚もいい影響を受けることもあるでしょう。
こんなふうに、ママ友の不安や愚痴を受け止め、共感するだけで、プラスの連鎖が起こるのです。
遠くの事件に直接かかわれなくても、自分の身の回りの人たちのサポートをすることで社会がよくなることだってあります。
だから、わたしは、ママ友が不満や愚痴を言ってスッキリするのは、とても大切なことだと思っています。
よくない人間関係は断ち切れと言います。
たしかに、愚痴と不満が止まらず、向上する気もない。「わたしは悪くない!ぜんぶ社会が悪い!」といった感じで、傲慢になってしまっている人と付き合うのは、やめたほうがいいかもしれません。
でも、「もっとこれからがんばっていきたい」と思いながらも、つらくて不安でいっぱいになっているママさんとは、縁を切りたいと思いません。
むしろ、積極的に応援したいと思います。
わたしができることと言えば、それぐらいですが、もしこれが「社会問題を防ぐこと」につながるのなら、続けていきたいです。
(自分の心に余裕がないときは、自分を休ませることを優先しますし、自分に抱えきれないことは抱えません。あくまで、できる範囲で、です。)
周りの人を幸せにすれば社会がよくなる
社会問題に当事者意識を持ち、自分にできることを考える。
これってすごく大切なことです。
著名人でないのなら、まず周りの人を幸せにしてみるのはいかがでしょうか?
「幸せにする」なんておおげさなことじゃなくてもOK。
自分が機嫌よくいるだけでもいいのです。
子どもがつらそうにしているときに、「それ、つらいね」と共感するだけでもいいし、パパが楽しそうに話しているときに、笑顔で話を聴くだけでもいいのですね。
家族にやさしくするには、自分にもやさしくするのが鉄則。
まず、自分の心を満たして、それから家族の心を満たしてみてほしいです。
それと余裕がある人にオススメしたいのが、情報発信です。
情報発信なら、「遠いところに住む誰か」の役に立つことができます。
読んでくれるのが数人しかいなかったとしても、たった1人にでも幸せを届けられればいいのです。
ぜひ、
- 社会問題には当事者意識を持つ
- 周りの人を幸せにする
- そのために自分の心を満たしておく
これらを意識して生活してみてくださいね。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
社会問題に当事者意識を持って人生を変えよう!